8/4 ROCK IN JAPAN FES. 2007@ひたち海浜公園

早起きしてホテル出発したので余裕で到着。一番近い駐車場にもスイスイ入れて快適。前日と同じく基地を作って時折ゴロゴロ昼寝したりしながら過ごす。木陰って思ってた以上に涼しいのな。

ASPARAGUS
SOUND OF FOREST でアスパラ始まり。上手の木陰で座って見てた。しのっぴ相変わらず乙女全開!お育ちの良さそうな坊っちゃんみたいないでたちだった。いつもの忍節全開で爆笑、殺す気か。どこで何言ったかは忘れたけども。『日焼けしたくないから去年UV(効果)の高い日焼け止め塗ったのね。したら後からTVで見たら顔色の悪い人みたくなってたので、今年はちょっと低いやつに変えました。だから健康的に映ってると思うよ!』めいた。カワエエ・・・。おっさんなのにカワエエ・・・。いや、おっさんなんかじゃない!女子だよね、忍は!後は『SE用のCDをわざわざ焼いてきたのにホテルに忘れちゃって。やっちゃった、的な。』ここでだったかなぁ、遅刻の話しだったかなぁ。『・・・僕、空気読めちゃう人だから。KYR、空気よめ〜ル(巻き舌)の方ね!』女子か。『マイナスイオンの中でマイナス思考的な』とか、してやったりな顔の忍に苦笑いの直央氏に笑う。『10/10にアルバム出して2/2にAXでワンマンやるからここにいる人は来てね☆ゾロ目だから覚えやすいでしょ?!』めいた忍のおねだりコーナーもあり。忍、ラヴ。FAR AWAY / DEAD SONG / WITH THE WIND / 新曲(『カンペも(足元に)置いてあって多分ウダウダになっちゃうんだけど、やりたいからやってみる!』と披露。)HONESTY / KNOCK ME OUT / FALLIN' DOWN でジャンプして終わり。途中話し過ぎてマキが入るという程のおしゃべりしのっぴ。ゆくゆくはロフトのプラスワンでしのっぴののほほん学校とか開けばいいと思うよ!(パクリかよ)

ひと笑いした後で(?)フラフラかき氷買いに。LAKEでSUPER BUTTER DOG チラ見。永積くん・・・彼しか着こなせないよね、めいた服装で。なのに声はどこまでも伸びやかで、空に溶けていくよう。マッケンLO聞きながらGRASSへ移動。

ウルフルズ
うーわーん!トータス、かーっこエエーッ!今年もチラリズムでお尻が見えてーる。あー、いいなぁ、ウルフルズ。バカなことを本気でやる人達は本当にカッコイイ。一番カッコイイ(私調べ)。楽しい。幸せ。なんとなんとのいい女始まり。ギャー!失禁(うそ)。ブルースハープ吹くトータスのカッコエエこと。大きな口開けて歌う姿にもう、ニヤニヤが止まらない。続いてええねんで全肯定され、いい気分で SUN SUN SUN 。バカになって踊る。情熱 A GO-GO / 泣けてくる と新し目の曲入れつつ、サムライソウルに震える。バンザイ /ガッツだぜ!と誰もが歌える曲を最後に持ってくる辺りがさすがウルフルズ、わかってるよなーと、ニヤリほくそ笑む(何者)。MC全然覚えてないや。『ありがとう』と『終わるの寂しい』と、そんな感じのことをずっと言っていたような。だめだ、好き過ぎて何も覚えていない。・・・ハッ!忍のMCは比較的覚えているのに!愛の差か。けーやんの最高の笑顔と、ジョンBのいつも通りのぼんやりっぷりと、サンコンの見事なノースリーブ姿、そしてトータスの顔全部使った笑顔に、ここに来た甲斐があったと、思えたのだった。

ウザがる友人を気にも留めず、どれだけトータスが好きかを熱く語りながら(ウザイ)ミーゴレンとビールときゅうり食べて基地へ移動。斉藤和義氏の歌うたいのバラッドで震えながら昼寝。スヤスヤ寝てたんだけどエレカシ宮本氏の『エブリバディ!』の声で覚醒!レイクへ。

エレファントカシマシ
近くてよかったのLAKE STAGE 。端っこの湖横に着席。今宵の月のようにから聞けた。懐かしい。新曲がきて、悲しみの果て/風に吹かれて/待つ男 まさに湖からの風に吹かれて幸せ気分。懐かしい曲続いてすごい盛り上がった後に『次は新しい曲やります、悪いね』みたいなことを宮本さんが。何かそれ聞いた時、泣きそうになった。時間はどんどん流れていって、人の心は移ろいやすくて。それは誰にもどうしようもなくて、知らない間に疎遠になった人、もの、歌。振り返ってばかりじゃいられないけれど、こうしてたまに思い知る。何かそんな思いがぐるぐる回って、私は喉の奥がギュウってなって苦しかったんだ。『頑張ろうぜ』って新しい曲を歌う宮本さんに救われた。おセンチ迷路に迷い込んだ、フェス中のそんな一時。

ちょっくらしんみりしながらかき氷(こればっか)食べつつ基地へ。井上陽水先生を聞きに行こうか迷ったんだけど、ちょっと体力的に厳しいなぁとゴロリと横になって休憩。大人になったもんだ、自分。大人になったと言えばOZMAを見に行かなかったんだよな、今回。そんな自分にビックリ。喫煙所でしのっぴに会ったと告白する同行者。早く言え。


アナログフィッシュ
佐々木氏の顔芸は控えめで。『今日は全部新曲やるから。フェスって知らない音楽を楽しむものでしょ?信用してるから。』 とか言って本当に知らない曲ばっかりだったけども!楽しかった!身体が自然に動き出す感じ。彼らはもっと売れてもいいと思うんだけどなぁ(失礼な言い方だな)。だって曲だって歌だって演奏だってどれ取ったって抜きん出てると思うんだけど。コーラスが3人ともしっかりしてるのも気持ちいい。相当いいと思うんだけども。佐々木さんが特にいいです、顔芸。最後は時間が余ったとHelloで大盛り上がり。最後にニヤリと去る下岡氏の悪い顔がど真ん中で悶死。危うく前後不覚になるところが斉藤氏のオモシロ・ファッションに現実に引き戻される。ありがとう(何が?)。

一青窈矢野顕子女史チラ見。BUMP OF CHICKEN と迷って移動するのもちょっとしんどいやも、という単純な理由でDOPING PANDA 選択。が、置いてきぼりくらってスゴスゴ退散、本日のロッキン終演。なんてこったい!最後の最後でやっちまった!ドーパン、老体にはキツイぜ!そっからバンプ見に行く元気もなく、3人揃っちゃったので花火も見ずに片付けてホテルへ。ホテルの駐車場で花火がしたいという私の主張は軽くスルーされちまった。悲しいぜ。「ロケット花火で打ち合う」なんて提案しなきゃよかった。「線香花火がしたいです(テヘッ☆)」と、何故言えなかったんだ、自分。悔やまれる。

8/3 ROCK IN JAPAN FES. 2007@ひたち海浜公園

あっという間の一週間。去年は1日参戦で慌しかったけれど、今年は念願の3日間。のんびりゆったり過ごすフェスの楽しみ方を知った。木陰でウトウトしながら、遠くから聞こえてくる音を拾うのもいいものなのね。風が通る度にニヤニヤしちゃうくらいに気持ちがよかった。生き急ぐかのような殺人的スケジュールをこなしがちな私だったけれども、大人の楽しみ方を教わったわ、エエ大人なのに。もう記憶も薄いけれど、全行動を記録しておこうっと。いつものごとく全て風味で。


駐車場の誘導に泣く。もうちょっと何とかならないかしら。POLYSICSのBaby BIAS を遠くに聞きつつ入場。うわん、見たかった!テントの森にシート引いて基地完成。そう、今回はクーラーボックスやら何やら用意して色々お世話してくれたお方が。ありがてぇこってす。年下の彼から学んだことは多かった。ありがとう、青年。朝から何も食べてなかったのでとりあえずご飯。沁みた。沖縄そば並びつつGO!GO!7188チラ見。『ブサイクでーす』とかいう自虐挨拶にわろた。何回も言うけど「ゴーゴーナイババ」だと信じて疑わなかった。もういいけど。YUI嬢聞きつつGRASS STAGE へ移動。

奥田民生
ニヤニヤ見る。うふふ。デレーンとやる気なさそうにご登場。皇室バリのお手振りの後、イナビカリ始まり。あれ、小原礼氏が上手にいる。不思議。イージュー☆ライダーで大盛り上がり、その後に相も変わらずのボヤッキーなMCを。なんだったっけ。若手でもなく、大御所でもない、ベンベンめいた。続いてスカイウォーカーときて今度は『曲作ってんどー!』的MCが。『言っとかないと遊んでるだけだと思われるから。たーくさん作ってるんです。わかんないけどね、自分で歌うのか、人にあげるのか』ってな感じだったか。また誰かにあげちゃうのかしら。ご本人に歌って欲しいわ、是非。『42歳、むしろピーク!』と、ちょっと偉そうに言い切る姿に悶死。カワエエ。でも後は落ちていくだけらしい。よく見ておかねば。愛のボートで何かあのウニョーピョロロロ・・・とかいう気持ち悪い音出すやつを飽きずにいじくって海の中へ。ここで私退場。あぁぁぁぁ・・・最後まで聞きたい・・・と思いつつ、いそいそWING TENTへ。うふふ。

怒髪天
スルスルーっと前へ。思っていたよりも人が入っている!よかった!(失礼だな)いつものお囃子で親方からご登場。ギャー!坂さん・・・ステキ・・・とか思ってたら、増子さんが!明るい内から見る増子さんはいつも以上に濃い気が。櫛で髪を撫でつけ飛ばすっ!んで『らーららーらー・・・』ごふっ(吐血)カッコエエ・・・!久々聞いたよ、コレ!と、一旦お預けくらってロクでナシ。ギャー!楽しい!どこで喋ってたか忘れたけど『今、メイン何やってんだ?奥田先輩か!あの人1コ上だからな』に衝撃!のえーっ!民生より下なんだ?! 思わず悲鳴を上げそうになったわい。『あっちが自民党なら、お前らはスポーツ平和党だからな!』で変な盛り上がりに。ビール・オア・ダイ/ 酒燃料爆進曲/ ヘベレ・ケレレ・ヨ〜と、酒の歌三部作が続き。わかった、そんなに飲みたいのだね。最後にサスパズレ。ギャー!もうね、コレ本当に聞きたかったし歌いたかったんだ!何ギターかは忘れた。*1ついでに酒爆で坂さん何言ったか聞き取れなかった。わお。どっかで増子さんの口から滝のようにヨダレが滴り落ちた気が。同じ光景をどこかで見たことがあった。あれは氣志團の團長さんだった気が。共通点は何だったのかで暫し悩む。まぁいい。私にかからなければいい。シミさんのキラッキラ笑顔も見れたし、もうもうもう本当に楽しかった!民生先輩振り切って来た甲斐があったよ!しかし離れすぎじゃね?グラスとウイング。

ちょっくら基地に戻ってカキ氷食べてから、ご機嫌なままDJブースでポリのハヤシ君チラ見。DJっつーかカラオケ大会なのな。一笑いしてプラプラ明日の昼食物色しにハングリーフィールドへ。遠くからケツメイシが。スゴイの。ファンでも何でもないのに、知ってる曲ばっかり。ちょっと涼んでから DJブース戻ったらまだハヤシ君。最後は倒れて『また・らいねーん!』で力尽きる。笑う。続いてDr.スランプアラレちゃんのオープニング曲に乗ってDJ増子フラフラ登場。『アラレちゃんじゃねぇ!アラレさんだ!』わお!アラレ帽子被ってます。オーバーオール着てます。黄金に輝く液体持ってます。もうタダの酔っ払いだったけどステキ!『もういいな』とか言って途中で曲をぶった切る。ってか全部途中でぶった切ってたけども。『この日の為にブックオフで105円のCDを買ってきた俺の気持ちがわかるか』とか、よくわからんお話も挟みつつ。衝撃だったのは、『新しいカタチをみせてやる!』か何か言って、さかなくんが熱唱する絵描き歌に合わせてスケッチブックに作品をご披露する試みだった。パイオニアだ!男気溢れてるぜ!(違う)一つ目のハコフグはわかる!って感じで、これはイケルのでは?!と期待したものの、二つ目以降はさっぱりわからんちん。完成の度に紙をちぎっては投げすてる姿に目頭が熱くなった。カッコイイよ、増子さん!途中でビールおかわり催促したりとフラッフラで楽しんでる姿を横目に、移動。うわん。

ELLEGARDEN
細美君かっこエエ・・・腕が。腕フェチの私としてはもうあの腕のクビレ具合がたまらん。すんごい歓声の中第一声が『痛っ!』・・・?マイクが帯電していたようで(なんでやねん)調整中に『細美武士のすべらない話』をご披露。一つ目は住民税を滞納してたら預金口座を差し押さえられた話。『国って恐いよ!』って、この非国民め★(うそ)その後『当時付きあってた彼女が〜』とか話し出したらギャー!沸きたつ女子達。『当時だよ?』とかはにかんで言う細美君が見栄晴に見えてしかたなかったことは内緒だ。まぁその内容はエアガンに打たれた彼女の仕返しに、パパが置いていったゴルフのパターを持って自転車で追いかけ、見つけた!と思ったら人(車)違いだったけど達成感でいい気になって、そんな時だけ通る壁と電柱の細い間をいつも通り通ったらパターが引っかかって自転車だけ先行っちゃって、傷だらけで帰ったら彼女が「あんた何してきたの?!」と驚いたという、何がしたかったんだ的な若気の至り全開な初期衝動に溢れたお話でした。間髪いれずに Supernova 始まり。The Autumn Song / Gunpowder Valentine / Fire Cracker / Acropolis / 虹 / Missing / I Hate It / Space Sonic / Salamander /ジターバグ / Red Hot ふー。かっこいいよねぇ、エルレ。Salamander が一番好きだ。ゾクゾクし過ぎてニヤニヤしてしまう。MCあったっけ?わかんないや。最後にマイク使わない『ありがとうございました』に歓声が。いやー、わかってらっしゃるよねぇ(何様)。アンコールで Pizz Man/ Make A Wish 、『コレが続く限りオレらも出続けるから』めいたお話が。細美君は大人になることを拒み続けていることが許された大人だと思う。許すとか許されるとかじゃないんだけども。生き辛い道を歩んでいる人なんだろうなぁと思うと時に痛々しくもあり、羨ましくもあり。どこまでその感性を守り続けていけるんだろう。そんな大人が一人くらいいてもいいよな、そんなことを花火を見ながら思ってた。


思ったより長くなったので3日に分割しようっと。

*1:一つは『早く酒が飲みたいギター!』だった。メモってた。あと、『エアー飲み』という謎のメモも。どう使ったんだ、コレ。

いろいろあったりこれからあったり

わぉ。ツキイチペースになってるな。まぁそんなに大きな出来事なかったんだけども。

7/26〜28と京都の芦生の森で三日間講義受けてきた。いんやー、楽しかったなぁ。心のお洗濯できましたことよ。知識が豊富な人と森に入るというのは本当に楽しい。同じ景色の中にも不思議はたくさん詰まっていて、見方一つで大きく意味が変わる。美しいと感じる風景が実は重大な課題を背負っていたり、深刻な被害を受けていたり。大きく変化している森の中で、着実に静かに生き続けている小さな命を見つけたり。何も知らない頃よりも、それは何倍にも輝きを増して見えたものだったわい。先生達をはじめ職員の方達も本当にいい方ばかりで、実に幸せな時間を過ごせた。ありがとうみなさん。また行きたい。また会いたい。

8/1は犬顔家の一族の陰謀見てきた。10列目という、私的ベスポジで、しかも横の通路を出演者がビュンビュン走るというサプライズもあり楽しかった。内容はまぁアレだったけど、やはり古田さんはステキ。ドン小西だよね?

そして今、私は京都へ向かっている。8/3〜5とROCK IN JAPAN FESTIVALへ。行ったりなんかして。エゾの計画練ってたら考えるのめんどくさくなっちゃって(サイテー)ロッキンに鞍替え。しかーしっ!SOLD OUTの三日通し券を入手した後でオフィシャルのツアーも売り切れと知り、宿、足の確保が困難を極め、寝不足の日々を経て本日を迎えたわけで。感無量。うそ、眠い。今夜はすんなりバスの中で眠れそう。いつもか。

はっきり言ってロッキン参戦の決め手となった怒髪天のシングルですが。今更ながら手に入れて聞いてます、昨日から。でも大丈夫!ヘベレ・ケレレ・ヨー♪ってもう歌えるしなんなら踊れる。あぁぁぁ、増子さん、どんな酔っ払い踊りを見せて下さるのかしら。奥田民生氏を後ろ髪ひかれまくりながら途中で抜け、涙を堪えるために唇噛み締めながらダラダラ血を流しつつ、遥か彼方のWING TENTを目指します。


キャバレー、名古屋だけ当たった。こい、大阪!

時が経つのって早いのね(遠い目)

わお。危うく一ヶ月経つとこだった。6/16のファンキー大百科と、6/30のノットリ企画、どちらも楽しかった。ファンキーは途中まで書いてるからそのうちコッソリ日記書いとこう。ノットリはもう思い出のレベルに。途中退場してガンちゃん見れなかったしな。ガンちゃん・・・あの日一番光輝いていたMCのガソリン・ガンちゃん・・・。ステキだった。うふふ。

7月はライブは一つも入っていないという。8月も確定しているのは犬顔家のみ。フェス参戦はどうなるんだろうか。夢のままに終わるのか。7月はダメだ。こんな筈じゃなかったという出来事が目白押しだ。元相方が毎週帰って来るのも予想外だった。今時ストーカーなんて流行らないぜ。うそ。そこまでする情熱が残っていたのなら、もっと早くに燃やしてくれればよかったのに。オイラはもうカチンコチンンに凍っているぜ。うそ。再燃か。他人が引っ付いたり離れたりするのを読むの程ウザイことはないので、この話しはもう封印してしまおう。書いててもなんかヤダ。

しかし書くことがない。音楽からこんなに離れた生活久しぶり!と思ったら、4月もこんな感じだったか。大げさだな、自分。あー、怒髪天のCD買ってないや。もう特典は付かないんですかね、きっとね。最近聞きたいというか自分の気分にピタっとくる音楽がない。ので移動中に音楽聞くことが激減。ヤッサがあるからウルフルズ聞いたりしてるけど、なんかしっくりこない。そういう時期なのか。

お星様、消せるようになったのかしら。こっぱずかしいから何とかしたい。けど調べるのめんどくさい。どうしろと。

6/15 風味堂2007 Zeppツアー今夜こっちコイヤ@ZEPP OSAKA

いつの話だ。あっという間に一週間が。記憶も曖昧だけど、今回は2階席で見たので結構残っている気が。近くでヒロ寺平氏が見ておられた。いつものハイテンションじゃなくてステキな方だった。当たり前か。

手をつないだら始まり。ステージには薄い幕が下りたままで、青い空を凄い速さで流れる雲の映像が映し出されてた。まず渡氏にライトが当たって幕が落ち、他の場所も順に下りる演出で。ZEPPでこういう見せ方は初めて。Stay with meでは渡氏立ち上がりマイク持って歌うという。わお!そんなことができるのも、サポートメンバーのおかげです。鍵盤がもう一方入っておられた。『お待たせしました風味堂です!会いたかったよーっ!』昔の韓流スターのような、「アナタガスキダカラ」的な熱烈メッセージ炸裂で会場は一気に盛り上がり。トリ君カワエエ・・・。「高校生でっす☆」と言われれば信じてしまうくらいのかわいさ。何なら「トリ君カワエエ」だけでこの日記を終わらせられそうな勢いだぜ。しないけど。ナキムシのうたでは逆光の中で左右に揺れるお客の腕がキレイ。YOUR STORYとテンポ良く進んでいき、Shall we dance?で大人ムードに。半年ぶりのCome Backは『新曲です』との紹介が。ここまでMCも殆どなくひたすら演奏してた。ライトもお金がかかってそうな感じで、風味堂への期待が強いことが窺え。LAST SONGで泣きそうになってたら『最初の曲で幕が開いた時に泣きそうになった』と渡氏。うんうんん、伝わるよ、その気持ち。トリ君は話を振られていたけれど、ウダウダだったような。ええ、ええんや。君はかわいい担当だからすべったってええんや(うそ)。ここでサポメン山本氏の紹介が。FUNNY JOURNEY 〜渚の吐息〜でダラーッとなって、新曲カラダとカラダへ。何かサザンぽいと思った。夏の曲ってあぁなるのかしら。家出少女Aでは各々の近写映像を後ろの壁に映すという演出。渡氏の指の動きはウットリやね・・・。トリ君はカワエエ(もういい)。最後に中富氏のドラムの横に「なんでやねん大阪」と書いた紙が貼ってあった。こういうとこが風味堂っぽい。いい意味でぬるい感じ。お笑いじゃないんだから、爆笑なんて取れなくていいのだよ!愛ある笑いに包まれて、縁側で茶飲み気分。ここの曲間でなぜか山本さんコールが始まり。『今からバラードが始まるのに』とちょっと戸惑い気味の渡氏。そりゃそうだ。夜空を見上げてで最後には大きな流れ星が。何かトリ君痩せた気がする。愛してるが苦手な私はお客さんをボンヤリ見てた。みんな身じろぎもせず渡氏の歌に聞き入っていた。何でこの曲こんなに心地悪いんだろうと思ってたんだけど、最後の最後にならないと気づけない間の悪さが自分と重なって、爽やかな曲なのに気持ちが重くなってしまうんだなぁ、と思った。最後の思い出を美化する前に終わってしまわなければならなかった原因を冷静に分析しろと言いたい(余程痛い目に遭ったらしい)。風味堂で唯一受け入れられない曲だわ(心が腐っているので)。『暑苦しい大阪より熱いのがここZEPPじゃないですか!』で夏のまっ昼間的な楽園をめざしてで気を取り直し(私だけ)エクスタシーでむせ返りそうなほどに濃い夏の夜に持ってかれ。アスファルト人生ではソロが。トリ君は上手だよねぇ、ベース。よくわからんけども。渡氏は小さなキーボード(?)を黒子に持たせて、瓦割りのように挑みかかって演奏してた。トリ君と場所を入れ替わる時に、真ん中でハイタッチしててニヤニヤしてしもうた。いよいよ佳境に。『この時間だけはどんなスケベなこと考えても許される気がします!』か何かでラクション・ラヴ。『阪神タイガースでGO GO GO』だったような?この曲は本当によくできてるよなぁ。こんだけ盛り上がれるって凄い。お馴染みの風味堂3人の横顔もチューの口してるのに笑った。そのままの勢いでもどかしさが奏でるブルース大好き!『ジャンプするぞー!』で5回くらい?ジャンプしてた。ここで最後のちょっと長めのMCが。『まさかこんなに盛り上がるとは思っていなかった。山本さんちょっと貧血気味ですよ。』か何か言ってたような。今回、鍵盤をサポートで入れたことについて『いつもサポートに入ってもらう時は挑戦で。もう一人鍵盤がいると皆さんにより近づける。僕らがダイブする日も近いんじゃないかな。受け止めてくださいよ!トリ君の減量も進んでますからね。』と。それで痩せたのか、トリ君(うそ)。確かここらで渡氏の周りに虫が。『虫!虫!』と騒いで『何虫?』と振ると『ナキムシ!』とトリ君。・・・・ぬるい!ぬる過ぎる!しかしかわい過ぎるので許す(何様)。『大阪の人は風味堂の一員だし、家族だし、複雑な心境です。そんな人達から金取って。いつかフリーライブをやります!』と、思いつきだろ、ソレ、めいたご発言が。いい人達なんだろうなぁと、暖かい気持ちになるんだよな、風味堂。テレビカメラが入っていることを明かし、『一番うるさいところ』ということで大阪で撮影となったそうな。本編終了曲は三部作の最後、サヨナラの向こう側。渡氏の本気を見た気が。最後の最後まで声がよく伸びるなぁ。
アンコールで再び登場、。“おかえりなさい”が待っている。最後のメンバー紹介で『手拍子とコーラスとスピリッツ、ZEPP OSAKA!世界で一番人数の多いバンド、風味堂!』でララララ・・・大合唱して終了。『今夜は美味い酒が飲めそうです!』と嬉しそうだった。最後は山本さんも一緒に四人で手を繋ぎバンザイ。誰よりも幸せそうな顔をして三名(除く山本さん)ご退場。

終わった直後は正直何かしっくりこないものがあったんだけども。今こうして思い返したらとってもいいライブだった気が。というか、ライブによってかなり印象が変わる人達だと思った。風味堂は試行錯誤しながら、これからも色んな楽器を取り入れてライブをしていくんだろうなぁ。正直、ピロピロなる鍵盤は私はなくていいかも、と思った。でも完成形なんて誰にもわからないし、何が正解かもわからない。いいな、と思う限り、風味堂のライブに足を運ぶだろう。これから更にステージも大きくなっていくんだろうなぁ。早くホールとかで聞いてみたい。その時にはきっと楽器もたくさん増えているんだろうし。そうなっても年に1回くらい、3人だけのライブもやって欲しい。チケ激戦になるか。やっぱりピアノを弾いている渡氏が一番好きだ。トリ君の方がかわいいけども。世界の美しい、幸せな部分に光を当てて見せてくれる音楽、それが風味堂な気がする。私の中で。

6/14 BEAT CRUSADERS tour "EPop MAKING SENSE 2007"@広島CLUB QUATTRO


消えた。全部消えた。怒髪天の途中まであやふやな記憶引っ張り出して書いてたのに。うわん。もうやめた、書けない!と思ったけど、やはり怒髪天の勇姿を書き残さねば!と言う勝手な使命感で書くことに。覚えてないんだけどね(なら書くな)。

誕生日に遠征という孤独死しそうな状況を憂いた悪友二人が有給休暇をとってくれ三人で広島へ。泣かす。フラフラ美味しいもの食べ漁って18時にパルコで解散、一人会場へ。クアトロはどこも見やすいのね。良くできてるわー。どこの会場もドリンク代込みでチケ売ってくれたら入場楽なのにね。最初の2バンドはおとなしいものだろうと上手前方へ。

■PRACTICE
福岡のバンドだそうで。好きだわ、私。『ビークルは勿論のこと、怒髪天という大先輩と一緒で嬉しいけど緊張する』といとおくゆかしなMCやら好感度大ですよ。CD買えばよかった。関西来ることあるのかしら。是非おいでませ。頑張ってる人に「頑張って」言うたらいかんよ、お嬢さん。

怒髪天
もうね、記憶に無いの。ハラハラドキドキで見守る母のような心境で、「どうですか、お客さーん」ってな感じで増子さんの暴走MCと客の反応を交互に見ちゃうくらいテンパッちゃっていつも以上に内容あやふや。以下雰囲気だけ。
いつものお囃子始まり。日本人てスゲェ。三三七拍子流れると勝手に反応しちゃうのね。この入場曲は思っていたよりも秀逸なのですね。いい感じに会場まとまったとこで黒いシャツにネクタイ巻いた増子直純氏41歳ご登場。櫛で頭撫で付けて放り投げれば歓声が。『はぁ〜いどうもこんばんわぁ!』で『日本語のロックがどんんだけ嫌なもんかトラウマになるくらい教えてやるから覚悟しろ!』でNCT。もうどこで何言ったか覚えてないけど、まだちょっとキョトンとしてる会場に向かって矢継ぎ早に浴びせるMCの数々。『お前ら地蔵か!俺達はドMですから、こういう状況大好きですけどね。』『みんなBEAT CRUSADERS聞きに来たんだろうけどね、今日はこの後ビークル歌いませんからね。楽屋でやるって言ってたからね。ま、お面かぶってたから本当に本人達かどうかわかりませんけどね。』『今日の楽屋は平均年齢高いからね。そういう我々も平均年齢68歳で頑張ってますからね』もうニヤニヤが止まんないのな!お客がだんだん前のめりに。『英語わかんねぇような顔してんなぁ』だのタオルかなんかかざしてた人に向かって『「勝訴」ってより「敗訴」って感じだからね』だの言いたいこと言いまくってんだけど何か愛があるんだなぁ(色眼鏡)。だってホラ、みんな笑ってる。雑草挽歌/ロクでナシ/宿六小唄で徐々に上がる腕が増えていき。『飲んだら嫌なことも忘れられる、泡の出る黄色い魔法の飲み物をね、探してるんですけどね。それを今日、楽屋の冷たい宝箱の中で見つけたんだよなぁ!』とシミさんを見る増子さん。キラッキラの笑顔で頷くシミさん。『ここにはまだビール飲めない人もたくさんいそうだけど、そんな人は代わりにシンナーでも吸っててください。』最後は自分で半笑いになってたよ、増子さん。普通にダメだろ。893なMCぶちかまし、ビール・オア・ダイ。新しいCDの紹介して『面白いジャケットのCDが7月に出るから一人一枚買うように。帰りにみんな写真撮ってるから買わないやつは家に火点けるぞ!』やっぱり最後まで893だった。酒燃料爆進曲(坂さん『ありがとう!』だった)で終了。楽しかった。来てよかった。途中、ギターの音が出なくなってちょっと苦笑いの王子も、寡黙なドラマーのフリして実は広島焼きに思いを馳せていたであろう坂さんも、いつもの笑顔を振りまいてたシミさんも、みんなみんなステキだった。おっちゃんらオモロイやろ。

BEAT CRUSADERS
怒髪天の満足感で帰ってしまいそうになったりならなかったり。とりあえずアルコール補給して一段高くなってるPAブース横へ。スゴイ良く見える。棲み分けができてる会場って本当にありがたい。TOXIC GORILLAでご登場。お面飛ばしたらいきなりオ○ンコール。さっさと済ましとけめいたやっつけ感が。もう止めたら(削除)。「短パン刑事」のカトウタロウ氏は相変わらずのオネェキャラで『今日は”アタイ”でいってもいい?』とおねだり。許さん。E.M.O始まりだったかしら。後は忘れた(サイテー)。まぁアレだ、新しいアルバムからたくさんやりました(やっつけ)。滋賀よりもMC多かった気が。怒髪天絡みのMCもね、あったりね。『さっき怒髪天兄さん達がビール飲めないヤツはシンナー吸えって言ってたけどコレダメだからね』と小指でバツ作りながらヒダカ氏。『シンナー吸ったらこんなんなっちゃうからね(ニコリ)』と自分の頭を指差すタロウ氏。ナイスフォロー。『ロックでナイやつはロクデナシだからロックでいこうぜ!』めいたヒダカ氏に悶死。あとお買い物話で『黄色と紫のブレス買ったんだけど、楽屋に置いてあったこの(着てる)怒髪天Tシャツと配色が一緒だったの。みんなも記念に(何の?)怒髪天Tシャツ買って帰って下さい。』と嬉しそうなクボタ氏。いやー、意外に年功序列というか、年上を立てるね、ビークルさんは。クボタ氏はビール・オア・ダイを『ビアー・オア・ダイ』と元気に言ってましたね。さっすが英語で歌うバンドは違うね!カワエエ。後は広島がらみのネタに事欠かず。『サンモールでこのハーフパンツ買いました』とお買い物番長ヒダカ氏。相変わらず金の匂いがプンプンするぜ。片や『パルコの関係者用のEV乗ろうとしたら「搬入の方はコチラです」と誘導された』ケイタイモ・マシータ両氏。『オレもファクトリー出た時業者と間違われて”納品”のパス貰って、ムカついたからその札首から下げたまま歌ってやった。ビデオ録ってる人は見てみて』と話を持っていくヒダカ氏。オレオレか。『広島と言えば誰?!』の問いに「イッソン!」と答える会場に『ブー、奥田民生。うっそ。』と悪い顔で笑うヒダカ氏。正解はやはりイッソンでハスキンのトリビュートからBY CHANCEを。カッコエエ。旧メンの話も。『誰かアラキの消息知らない?実家のうどん屋潰れたけどお金は持ってるらしい。知ってる人はHPに書き込みしといて。』とヒダカ氏が言えば『この前umuに会ったら「困ったらいつでも呼んで」って言ってたよ。困んねーっつうの。』とイモ氏。後はイワハラ氏から娘さん誕生のメールが届いたそうで『嫁さんが「ヒダカ君にヤられちゃう」って心配してるって書いてあった。ヤらねぇよ!』とヒダカ氏が笑ってたら『この時点で39歳差だ!』とタロウ氏。(ダカさんまだ笑ってる)『どんだけ待たなきゃなんないんだよ』と言うと『その頃には勃たないよね』とタロウ。ダカさんの笑顔消える。わお。フェス関係のお知らせも。クドカンとダカさんが10何年来の知り合いで、『(学生の頃?)ライブの合間にコントしてもらってた』とか言うのには驚き。去年のセットストックグループ魂として来ていたクドカンと『どうして俺達がこっち側にいるんだろうねーと言いながらCocco見てた』って話は何かツーンと来たわ。そんなオセンチな話をかき消すようなBOYZ告知。『会場は海がバーンと見えてアオカン気分になるよ(ヒダカ)』だの『海があけっぴろげなんだよね(タロウ)』だのやはり何かが破綻している人達なのだと改めて思った。あ、客の帽子が飛んできたのを拾って被ってたケイタイモ氏が『業務連絡』で持ち主を訪ねたところ数人が手を挙げて。『貰っちゃうよー』と言ったら「返せ」と言う客に『いらねーよ』と言い放ったところがカッコよかったです(え?)。その後また被ってたけど。 帰りは夜行バスだから余裕で最後のダブルアンコまで見て終了。『最後何聞きたい?』のヒダカ氏の問いに「DANCING QUEEN!」と答えちゃう輩が。『アタイの歌ではしまらないからやめといた方がいいわよ』とできる子っぷりを発揮するタロウ氏。『気分ってことで、FEEL!』と、結局オノレ決めする独裁者ヒダカ氏であった。

いんやー、ビークルは割と内容覚えてるのに、怒髪天の記憶喪失っぷりが自分でもビックリ。大好きな人たちだと舞い上がっちゃうのね。楽しゅうございました。怒髪天の歌が沁みるようになるには、もうちょっと時間がありそうな若者達が多かったけど、これから先、社会に疲れたときは聞けばいいじゃない(イモ風味)。ダイバーはちゃんと曲を聞き込んでから飛んで下さいな。盛り上がってないとこで前に運ばれてたら見てるこっちが気まずいわい。次は30日の名古屋だ。その前に15日の風味堂と16日のSUPER BUTTER DOGが書き終わったら奇跡か。

ビークルメモ(順不同・敬称略)

■タロウ『ゲイバーBEAT CRUSADERSへようこそ〜☆』ダカさん『いらっしゃいませ〜★』タロウ『当店一番人気のひこにゃんで〜すっ☆』社長『ひこにゃんです』←テンション低っ 女子にかわいいかわいい言われるタロウ。『そんなこと承知してます』めいた。『そこら辺の女子よりかわいいですから』自信満々なタロウにわろた。
■社長『ヒダカと初心に戻って作った曲で…』でPERFECT DAY。泣かす。
■ダカさん『滋賀最高!』VANSのバンドコラボもの、アイアン・メイデンモデル(確か)を自慢しながら『トロゴリの8Pに「ヒダカはギターいっぱい買ってて悔しいから、オレは靴をたくさん買ってやる!」と限定モノを自慢されてて、東京で探したけどすぐに売り切れてたのに滋賀には余裕で残ってたから滋賀が好き!』だとか。「見せて!」の声には『うっせぇ バカ!』わお。悔しがる8Pを前に高笑いするデビル・ヒダカが目に浮かぶ。
■おイモさん『滋賀県の人口の1/3はブラックバスでしょ。んで1/3はヤンキーなんでしょ。』微妙な話題。大津のタワレコに行った時に滋賀のアーティストが育たないと店員が嘆いていたらしい。『みんなで滋賀盛り上げなきゃ』めいたお話を。『滋賀にはこれといったバンドがないから静岡からherpiano連れてきちゃったわよ。』ムーディ勝山の話になってタロウの『ちゃらっちゃ〜』な前奏の後『右から左へ受け流す〜』をやたらエエ声で歌ってた。
■タロウはSOLITAIRE(だったかな?)のPV収録前に前歯折っちゃって『お面の下はアナゴさん状態でお面に血が付いてた』とか。
■告知で社長『詳しくはボーイズ・オブ・サマー・ドット・ネットを見て下さい。』タロウ『因みにボーイズ・オブ・サマー・ドット・コムだとゲイのサイトに行っちゃうからね』おイモ『よくできてるよね〜』わろた。
■ダカさん『今日は嵐さんの彼女が来てます。紹介します、嵐子さんです!』で、セーラー服姿の嵐さん登場。『どんだけ〜ぇ!』にダカさん『桜塚やっくんが肥大してる』だの『目が合わせられないんですけど』だの『陣内と紀香の披露宴ばりに茶番だよ』だの散々。あげくタロウに『遠近法を無視してる。遠くにいる嵐子さんの方が(ダカさんより)近くに見えるんですけど。』ヒドイ。