8/28 歌う!トータス松本伝説@播磨中央公園野外ステージ

行ってきました播磨まで。勝手に海沿いだと思ってて、海まだー?とワクワクしてたら、おもっくそ山の中だった。わお。

まっ昼間に飲むビールって、何でこんなに美味しいのだろう。野外だったらスーパードライだろ!(なんとなく)な私だけれど、トータスさんが笑顔満開でお勧めしていらっしゃるクリアアサヒをありがたく頂戴しました。甘いお出汁の播州ラーメンもとても美味しかった・・・。The 中華そばって感じ。きっとなるとがお似合いだ。メンマと海苔もお似合いだ・・・。帰りに持ち帰り用を買ってしもうたくらい美味しかった。おじさん・・・おじさんはどこのラーメン屋さんなの・・・?どこに行けばまた食べれるの?

開演まで日焼け止めを狂ったように何度も何度も塗りながら、ファンクラブ入っててもどうせ芝生席ですよーとやさぐれていたけれど、芝生席前にミニステージのようなものがせりあがってきて、すぐ目の前にテラテラ輝く緑のパンツ姿のトータスさんが!近っ!!!何このサプライズ!で、一気にテンションが上がるこの不思議。かわいらしい中学生の吹奏楽部の演奏に合わせて校歌熱唱。斉唱じゃなく熱唱。帰ってきたどー感満載に始まって、いきなり

「イェー!君を好きでよかった〜♪」

えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええっ????????

まさかのバンザイ始まりでテンションだだ下がり。この歌なんかもうお腹いっぱい過ぎ。ほんでみんなで同じフリするのが何かイライラする。ユラユラ左右に揺れる腕にイライラする。ってか、ウルフルズ始まりってどうなのトータス!涙のお別れ(個人的にだけど)からまだ一年ほやほやだよトータス!そらご本人さんは「俺が作ったもーん」ってな感じだろうけども・・・ケーヤンの笑顔が、サンコンのノースリーヴ姿が、黒田君のひょっとこ顔が走馬灯のように浮かんでは消え、消えては浮かび・・・している間に、何の呪いかギターのチューニングが狂いまくりで中断。ホラ・・・奥さん・・・ねー・・・と思ったけれど、やっぱりいい歌はいいんだよなぁ。ワンダフル・ワールドとかさ、笑えればとかさ、僕の人生の今は何章目ぐらいだろうとか歌われると、いい歌は埋もれさせたらあかん!と思うんだよなぁ。小一時間、ギター一本でトータスのお歌を堪能。曲の間毎にチューニングしてて、「頑張ってー」の声が飛び交うも、「頑張ってる人間に頑張れとか言うなボケカスー!」と言う、どこかで聞いたようなフレーズは飛び出さず、「はーい」とか素直に返事するトータスさん・・・いったい彼に何が?!故郷という特別な場所がそうさせるのか?とにかく楽しそうに、気持ちよさそうに、時には会場全体を見回しながら、時には目を閉じて溢れる気持ちを抑えるように歌うトータスさん。あぁ、本当に歌うことが好きな人なんだろうなぁ・・・と思いながら、幸せな気分で聞きいっておりました。

その後は遥か遠くのステージに移動してクリア! 始まり。私の伝説は幕を閉じてしもうた。うそ。クリア!をCM以外でちゃんと聞いたのは初めてだったけど、一気に盛り上がるいい曲でビックリ。ツアーもこの曲最初にもってきたらいいのに。チケット一枚もないけども。

トータスさん、色んなお話をしておられました。以下、雰囲気で。
◆愛する同い年のギターとの出会いからこれまでの話
  デビューが決まった頃に、京橋のワルツ堂で18万円という微妙な値段の「コイツ」と出会う。今までのほぼ全ての曲を作ったギターであり、多くのレコーディングで使っているのだそうな。
◆将来の夢は人気者になることだったという話
  「人気者になりたい」という何とも曖昧な夢をご両親に言えるはずもなく、「デザインの・・・ファッションの勉強がしたい」と理由をつけて大阪に出てきたというお話。
◆高校に軽音楽部がなかったフラストレーションから今がある話
  入学したことを後悔したのが軽音楽部がなかったこと。でもこの頃に思いっきりギターを弾いて歌を歌っていたら、今の自分はなかっただろうと思うと。
◆歌番組はアテフリばっかりだという話
  「えー、知らんの?!」と驚くトータスさん。今はみんなアテフリで、歌だけ歌っているとのこと。本当に?Mステも??「マスコミ(メディア?)に騙されんなよ!」と、まんまと騙されている私。
小栗旬くんはいい人だという話
  アテフリの話から色々暴露したるー!との流れで、19歳の小栗君と共演した時に「いつか映画を撮りたい。その時は曲を書いてもらいたい」と言われ「ええよー」と答えていたが、小栗君はあの年で夢をかなえ、本当にトータスさんに曲を依頼してきてくれた。「暴露することなんかないわ、彼は本当にエエヤツや」めいた、兄貴と弟めいたお話。
◆夢を信じてまっすぐ進んでくれという話
  「人気者になりたい」という思いだけを胸に、田舎を出て大阪→東京で歌を歌い続けている。とにかく自分がやりたいことを信じて、まっすぐまっすぐ進んでくれ!と。
◆みんなに歌わされる限り歌い続けていくぜ!という話
  自分はみんなから力を与えてもらって、歌を歌わされているような気がする。だから、みんなから歌わされる限り、歌い続けていきたいと熱く語るトータスさん。

そんなことをとめどなく話しておられました。熱いぜ!熱苦しいぜ、トータス!そんなトータスさんの思いが、もっとたくさんの人に届いて欲しいぜ!今のちょっと生きにくい世代の若者たちにこそ届いて欲しいと思います。ホント。

アンコールまで恙無く過ぎ、最後に恒例の打ち上げ花火で夏の終わりをかみしめて・・・って、長っ!!!相当長い時間打ちあがっておられた。正直、もうええやん!首痛いやん!と思っていたのだが、そんな思いをこっぱ微塵に打ち砕く乱れ打ちっぷりに、思わずキャーキャー声あげてしもうたがな。きっと地元の方々が色々予算とか工面してこの花火に魂込めて下さったに違いない!地元に凱旋した松本君の為に、町の花火大会の花火を何個かこっちに持ってきて下さったに違いない!本当に花火が上から降ってくるような近さで、それはそれは贅沢な花火タイムでございました。

帰りのバスは道に迷うというアクシデントがありながらも、JRは人身事故で遅れてるという追い打ちをかけられながらも、非常に楽しい一日でございました。まぁ何といっても一緒に楽しむ人がいるというのが、きっと一番楽しい理由なのでしょう。女子だけど。


以下、松本さんのHPより、セットリスト

0. 黒田庄中学校校歌 ←小中一貫校なのかと思った

1. バンザイ〜好きでよかった〜(1コーラス) ←チューニング狂って中断
2. ワンダフル・ワールド ←1回目の泣きポイント
3. エビデイ
4. 笑えれば ←2回目の泣きポイント・ポロリ
5. サムライソウル ←3回目の泣きポイント
6. No Way
7. いつもの笑顔で
8. 僕の人生の今は何章目ぐらいだろう ←4回目で号泣
9. バンザイ〜好きでよかった〜 ←我に返る
10. クリア! ←こっからステージへ
11. マイウェイ ハイウェイ
12. 涙をとどけて
13. 夢ならさめないで
14. あいたいひとは誰?
15. どれだけの朝と夜を〜シュアリー・サムデイ〜 ←好き
16. みいつけた!
17. 僕は海じゃない
18. ミュージック ←最後の泣きポイント&鳥肌
19. 明星 ←ミュージックで放心してしまい、置いてきぼりをくらう

[アンコール ]
En1. I'M YOUR HOOCHIE COOCHIE MAN ←生ぬるく見守る
En2. ストレイト
En3. ポーチライト
En4. ハッピー アワー ←のほほんと幸せ気分で終了

アルバムが楽しみ。好きな曲やアーティストは変わっていくけれど、きっとトータスさんの曲とは一緒に年をとっていくんだろうなぁと思う。人生に寄り添うイメージかな。だって関西人だもの。

次はOTODAMAでお面ずにありがとうとさよならをする。

あ、ホルモン忘れてた。2階席から見る1階は、人がゴミのようだった(ウソ)。圧巻で、ニヤニヤして見ておりました。ダイスケはんがカッコよく見える不思議。いや、カッコいいんだけども。