[音楽]8/5  only the lonely GO WEST @神戸ZINK

いつの話しだっていう。


神戸ZINKはとってもとっても駅から遠くてビックリ。リハが長引き待っている間にどんどん雲が立ち込め、全員びしょ濡れで見ることになったらどれ位サービスしてくれるんだろう...とか考えてた。無事に入れたけど。

the band apartの荒井さん、地味に登場。わぁ、華がない!でも好き!ゴリラ系!the band apartといえば去年のボイサマ初見だったけど荒井さん全く記憶になかった。だって原さんがステキ過ぎたから。アナログフィッシュの佐々木氏を超える顔芸。取り付かれたかのようにキリキリ動いてたかと思ったら急に弛緩するbody&face(not soul)。ノー!ステキ!!!そんな面白い顔の原さんは天使のようなコーラスを繰り広げ・・・話す声はダメ声なのに。ダミ声じゃなくダメ声。原さんステキ過ぎる。あと何か恐い話してた気がする。どんなんだっけ・・・と去年の日記探したら書いてない。書いてないぜ。あの日はアスパラガスを極地的な大雨が襲うという大惨事があった記念すべき日だったのに。伝説になったしのっぴをトイレそばの屋根の下から見守っていた(サイテー)そんな素的な日だったのに・・・。おぱんつまでビショビショになったあの日。夏なのに寒さに震えたあの日。もう一年前なのね・・・。あ、荒井さんはとってもお声が素敵で、大きな身体でギターを持つ手がブルブル震えているというそのギャップがよかった。星に願いをの歌えないっぷりにキュンときた。あとアレだ、玉置浩二氏のMelodyね、歌ってたね。二人のお年寄りに合わせたかのようなチョイスがいいよね。まぁ高音裏返ったりしてそれはそれで好きです。って言うか荒井さんが好きです。『大丈夫ですかね?』を連発する、若年寄みたいなあなたが。

続いてbloodthirsty butchersの吉村さん。吉村さんは外で並んでいる時にヒョイと出てきた方で、てっきりスタッフの偉い人だと思っていた。凄い恐い顔で雨雲を睨みつけていたので『んっもう、ヒダカさんにリハ早よ終われと言ってよう!濡れちゃうよう!』と心の中で思いの丈をぶつけまくっていた。すんません。ウーロンハイをガブガブ飲んでらして、いい酔っ払いだった。そして残念だけどやっぱりお声が苦手だった。これは致し方ないよなぁ、好みの問題だしなぁ。ギターがすんごいお上手なのは私でもわかったよ。あとお人柄も。熱くてまっすぐでちょっとオセンチな感じが多くの後輩に愛される所以かしら、なんて。

最後はヒダカトオル40才登場。なんか・・・小っちゃくなった・・・?ビークルの皆さんは見るたびに痩せていく気がして(除1名)色んな意味でドキドキする。『今日は赤塚語でしか喋りません』という宣誓のもとE.C.D.T 始まり。後忘れた。GTS、E.M.O、SOLITAIRE、CLOWN FOR THE DAYとか?唐突に『音楽聞いて泣いたことありますか』と問うヒダカ氏が初めて泣いたという曲、デヴィッド・ボウイ/SPACE ODDITY(だったか)が印象深かった。眉毛無いデヴィッドさんが歌ってたような記憶があります。違ったかな。あと痺れたのはシャネルズ/ランナウェイ。お前を連れてランナウェイ。FEELだったかでギターの弦がバチンと切れて、それでも弾き続ける姿が・・・ステ・・・キ・・・ゲェフ(吐血)。弾き終った後の『切れてナ〜イ』に悶絶。荒井氏のギターほぼ無理やり借りて数曲歌ったら吉村さんが咥えタバコで渋い顔しながら張り替えたギター持って出てこられた。うやうやしく受け取るヒダカ氏。尊敬する人にはどこまでも腰低く、そうでない人にはどこまでも上からな姿勢に、人生を教えてもらった気がした。

アンコールはSUMMEREND、ギタリストを殺さないで。このギタリストを〜は原曲聞いたことないんだけど、あの気持ち悪くハモってない感じでいいのでしょうか?荒井氏がおんや〜?みたいな顔をしていたので、多分アレは違うんだと、そう理解していたんだけど、あの気持ち悪い具合が正しいのならば新しい扉を開いてしまったような気がする。違うと言って、誰か!ダブルアンコまであって、知らない曲とIMAGINE? で終了。


外に出たら雨も上がっていて、すんごい早歩きだけど歌口ずさみながら駅に向かった。いいなぁ、音楽って。