11月から1月

2008年は食あたりで体中に発疹&顔がパンパンに腫れるという悲惨な幕開け。結構長引いてやっとこ治ったと思ったらインフルエンザにかかるという。何だコレ。呪いか。何度かここにも書いてみたんだけど、何故かエラーで全消しされること数回。もう半分ふてくされてずっと放置しておった。コレも違うとこに書いてはりつけてるからね。どうなってるんだろう、はてな

ちょびっとライブにも行っていたんだけども。今更ながら覚えてることを私メモ。

■11/19 DOUBLEHEADER @ZEPP LEAGUEツアー 奥田民生VS斉藤和義ZEPP OSAKAFantastic OT9
ベークルさん直後で若干ブルーな感じで挑んだんだけども。よかった。ものっそよかった。お二人とも終始ダラダラした感じで、でも歌いだせば男前。歌うたいのバラッドは最後のギターの余韻まで咳払い一つ聞こえないくらいみんな聞き入っててその空気感にまた感動した。ライブいいなと思った。当たり前だけどエエ曲はエエなぁ。奥田さんの息子、久々聞いたけどこっちもグッときた。しっかしあのウダウダMCはいとおしささえ感じる。いつまでもあのままでいて欲しい。今更キビキビする訳ないんだけども。『ベスト出してコンピ出たから楽な一年過ごせると思ったのに変わらなかった』とか何とか。カープのふがいなさに『どこかにお金落ちてないですかねぇ?!そしたら(カープに)全部あげるのに!』と。やけくそ気味に話しはヒートアップし『もうクスリしかないですかねぇ?!(斎藤有太氏に怒られる。)他の全員がクスリで失格になって、繰上げで一位とかどうですか(そっちかよ)』と言って会場の良識ある大人たちがひくのをニヤニヤ見ておられたのが強烈に残っておりまふ。斉藤和義氏が奥田さんトリビュートでやったカヌーをセッション。奥田さん、『芸風も客層も似てる。同じ景色が。』と、客を見渡してのたまった。わかる。後、小原礼さんがお誕生日に貰ったベースを使っていて、『ストラップ、サンボマスターの山口仕様でしょ?』と奥田さん。『どんだけかわいいねん』とつっこみ。『彼、もっと上でしょ?』と奥田さんに言われ胸元で構える小原氏。違ーう!とばかりに『こう』と言いながら胸元でギター立てる奥田さん。山口くんの愛されっぷりに目頭が熱くなった。『最後に言いたいことは?』と聞かれ『特にありません』と斉藤さん。奥田さんは『よいお年を』言うとりました。無限の風にシビれた。本当にステージから熱風が吹きつけてくるような錯覚に。久々のBEEFもね、よかったね。奥田さんと斉藤さんのギター合戦がステキだった。大人の男の人が楽器で遊んでる風なのってカッコいいのねん。外国産はひっこんでろ。

■12/2 LIFE BOWL TOUR07-08 "for beautiful 不惑 in life" 怒髪天/9mm Parabellum Bullet磔磔[rakuten:americanpie:10065514:image]
磔磔憧れの椅子の上へ。坂さんまで良く見え感激!苦しさに歪む坂さんをニヤニヤしながら見ておった。むふ。増子さんステキだった・・・。熱唱のあまりにシミさんのベースのチューニングするネジみたいなの(名前わからん)に肘ぶつけて折ってた。のに。お口パクパクしてる坂さんに夢中で気づかなかった。気づいたら増子さん真っ赤なお顔で悶絶しておられた。わお。心斎橋クアトロワンマンの売れ行きによって修理できるか決まる!言うておられたから終わってからチケ買って帰った。だってだって、ガムテープとかで止めたベース弾いてるシミさんなんて見たくなかったんだもの!うそ。お隣にいたわっかい女の子が9mmさんのファンで、色々空いた時間にお話したのが新鮮だった。9mmさんはこれまたニヤニヤしながら見てた。だって!もう激しすぎて完全についていけないんだもの!ギターの彼がものっそ激しくて、頭ブンブン振ってて前後不覚になったのか歌ってる彼のマイクにぶつかって。一瞬にして素に戻ってやっちゃった!的な顔しながら『メンゴ!(死語・言ってない)』的に手を合わせてたのが笑けた。カワエエ。若者達のあまりの激しさに、前と後ろでドレッシングのようにモッシュ組と棒立ち組の二層に分かれてる様が面白かった。でも界隈の男子の皆さんは弾かれてくるモッシュ組をきちんとガードして、後ろに被害が及ばないようにしておられてステキだった。ある意味共存共栄。

■1/14 ホールツアー「〜HOT LOVE SONG〜」風味堂大阪フェスティバルホール風味堂3(初回限定盤)
渡氏側の最前列で緊張しつつ。2008年のチケ運使い切った感が。あぁ、風味堂、ついにフェスティバルだよ・・・。もうもう風味堂は凄い勢いで大躍進してるよな・・・と感無量気味。おもちゃの赤いピアノで歌い出す、ママのピアノ始まり。MCほとんどなしでどんどん演奏は進み。ドラムの中富氏は先生みたいに会場全体を見回し、ベースのトリ君はニコニコ・チョロチョロ動き回り。 幸せな時間はあっという間に過ぎてった。風味堂は演奏・コーラスがしっかりしていてノリや勢いで誤魔化さないところが好き。掛け合いやソロも、お互いを信頼し合ってる感とより高みを目指す緊張感が垣間見えていい。切磋琢磨という言葉を思い出すのだな、いつも。ストリングスとか入るんだと勝手に思ってたけど、サポートは鍵盤とパーカッションのみ。シンプルでよかった。広い会場でも全然大丈夫。みんなが前に出てきてアコースティックバージョン的に歌ったナキムシのうたが風味堂らしくてホッコリした。会場が大きくなっても置いてきぼり感を感じさせない配慮と言うか、客と繋がろうとする姿勢が何かホッとする。何だかんだでもどかしさが奏でるブルースがこの日の一番だったか。やっぱり初期の曲が好きなんだよなぁ。ま、これからもどんどん変化していくんだろうな、風味堂。私の泣きの一曲、ゆらゆらが本編ラストで。でも、不思議と涙は出なかった。 身体と心に染み渡っていく歌と演奏にただただ幸せな気持ちで浸ってた。強い光の中でゆらゆら揺れていたら、許されるような、浄化されるような気がして、ありがとうって思ったんだなぁ。あ、トリ君はこの日もかわいかった。飼育したい。

■1/26 LIFE BOWL TOUR07-08 "for beautiful 不惑 in life" 怒髪天@心斎橋クラブクアトロ
何だかんだで怒髪天は頻度が落ちない気が。私の中の怒髪天@関西は大阪と京都なんだな。神戸はチト違う気が。オシャレな街だから?←サイテー スツールに座った方が立ってるより背が高いということで座って見る。この日もステキだったよ、増子さん・・・。何喋ってたか全く覚えてないや。あ、フェスとかの写真が何でコレ選んでんだってくらいブサイクなのばっか(そこまで言ってない)だと嘆いておられた。『みんなかっこいいのにさ!イースタンと俺以外』だったかな?言ってた気が。船移動時のスリッパの話しに熱くなった王子にびっくり。そんなに言いたいことがある王子、初めて見た。あとアンコでシミさんが『(大阪に)来る度にだんだん味方が増えてきて嬉しい』とボソボソ話す姿にウッとなった。その後出てきた増子さんが『シミ喋れるじゃん。これからMCは全部シミに任せて俺は親方のフォローに専念しようかな。』か何か言ってて笑ろた。黙ってられないくせに!実は私の中で関西の怒髪天のライブで必ず見かけるシド・ビシャスがいて。初めて見た時は髪の毛サイヤ人バリに三次元な凹凸が見事で、革ジャンにジャラジャラチェーンやらスタッズやら付いてる人だった。お顔にも何やら貴金属がチラホラ付いていたような。そらちょっと恐い目の彼だったのだ。ライブ中も前方真ん中らへんに進み出て、増子さんの前ででっかい声で歌って拳あげてる人で、彼のトンガリ具合が楽しくて見ておりました。が、前回の磔磔で見ないなぁなんて思ってたらば!いたのよクアトロ!それがオシャレな男子に変身していて、パッと見わからなかったくらい。後ろの方で見てて、表情もにこやかで。増子さんがそっち方面に行くと拳あげるんだけど以前の荒々しさはなく。わぁ!彼もきっと身の回りに変化が訪れたんだ、きっと!何かいいね、何かいいねって歌う増子さんと彼を交互に見ながら、何かいいね!ってニヤニヤしとりました。彼、自分のテーマ曲にして欲しいわ。ってか自分でも思ってるんじゃなかろうか、コレ俺?!めいた。しかしライブで誰かにこんなに観察されてるかと思うとゾッとするわな。ま、いっか。


そんなこんなで大分とピッチは落ちたけれどもライブは止めずに行き続けております。私は音楽の力を信じてる。たくさんのアーティストが信じさせてくれる。音楽って素晴らしい。その思いは変わりませんが、距離感がちょっと変わった感じかしら。

だばちょっくら台湾行ってくる。