4/8 GOLDEN CIRCLE Vol.10@なんばHatch

ダラダラ過ごしていたらあっという間に一週間経っちゃった。何だか最近何につけてもやる気が出ないわー。五月病にはまだ早いのに。休みの日は一歩も外に出ず、美味しいカフェオレやらチャイやらの淹れ方を調べてはコソコソやっているというインドアっぷり。準備の悪い私はアラバキを涙ながらに諦め、エゾへの準備を着々と!しようとしているところだ!←まだ具体的には何もしていない 憧れのRSRへ!今年こそは!第一弾アーティスト発表されたけど、これはもう!もうもう!絶対行く!明日から早割りツアーの申し込みが始まるのな。本当はテント張ってちょっと仮眠でもー・・・とかしながらダラダラ堪能したいんだけど。そんな機材も持ってないし、女二人でできそうにないし。どうするんだろう。どうしたらいいんだろう。「寝るな!寝たら死ぬぞ!」的な、「服を脱いで暖めあうんだ!」的な、そんなエゾになったらどうしよう。もちっと予習が必要だわ、私。

4月はライブの予定がすっからかんでー、とか言ったら誘ってもらえたこのイベント。元J(S)Wの寺岡呼人氏による企画モノ、ゆずと松任谷のユーミンが出るということで、こら一見の価値ありかしら、と思ったりして。整理番号は1200に限りなく近かったのに、流れて3列目右側で見てた。いや、ホントに押したりとかしないで、スルスルーっと行けたこの不思議。スペシャルなゲストも出てきたのだ。私以外の人にはな。

ゆずに前々から興味があったんだけどもなかなか機会がなく。チケも取れないのな。とにかくゆずのライブではこんな近くで見れることはないらしく、友達興奮状態。売れてる人は違うねー。ゆずのファンの方達は、オシャレして手を合わせて目をキラキラさせて見てるんだろうと思ってたけど、意外とTシャツ・タオル・スニーカー率高くてビックリした。呼人氏とゆずの二人がフラフラ〜っと登場。何、この爽やかさ!なんて好感度高い二人なんでしょう、ゆず!呼人氏もステキな年のとり方をされててなんか嬉しい。ダラダラ喋って『ギターでインストの二人組』との紹介で、Be.登場。いやー、爽やか。初々しい。北海道と熊本の二人組だそうでステキでした。ユーミンの曲やゆずの曲を演奏してみんなで歌ったり。オリジナルの「夕凪」という曲がよかった。で、またフラフラ3人出てきてセッション。ゆずの新曲「明日天気になぁれ」を披露。Be.の熊本の方(失礼)が誕生日でみんなでHAPPY BITHDAYを合唱し、ケーキはなくて北川君がサイン入りのバナナをあげていた。わお。それでも「食べずに飾っておきます(キラーン!)」と爽やかな熊本県民。あぁ・・・今まで感じたことのない爽やかな風が吹き渡るよステージを!Be.退場後はバンド編成で数曲。知っていたのは「からっぽ」「サヨナラバス」くらいだった。このへんで会場が暗転し全員退場。スクリーンが出てきて『寺岡呼人恋物語』で北川君が呼人氏のユーミンへの熱い思いを切々と語る。時代を感じる呼人氏の若かりし頃のスライドショーに震えるくらい笑い、熱すぎる思いに若干引く(うそ)。いや、でも当時はアレが相当格好良かったんだよ!ステキだったんだよ!ジュンスカ時代の写真も出てきてしんみりしちゃったわい。その後タキシード姿の男子3名登場。緊張した面持ちの呼人氏。いよいよ松任谷・ミセスモンスター・由実登場!わー!ユーミンかわいい!オレンジのドレスにポニーテール姿がかわいい!で、いきなりピアノの弾き語りで「やさしさに包まれたなら」うーわーん!もう、ユーミンの歌が上手いのか上手くないのかとかどうでもいい!この味のあるというかもう、ユーミン以外に作り出せない空間というか、凄かった!本当に凄かった!ピアノで全然見えなかったけども。続いて呼人氏と二人で「青いエアメール」、ゆずも出てきて「ルージュの伝言」。この振りがすごいかわいくて、60年代バリバリのドゥーワップコーラスで男子3人が踊るんだけど、岩沢君のありえない不器用な踊りにクギヅケ!何もかもがぎこちない!あんなにお歌上手なのにねぇ。あんなにハーモニカ吹けるのにねぇ。あんなにギターも上手なのに!ねぇ!エエわー、岩沢君。たまにチラっとお客さんの方恥ずかしそうに見る当たりがエエわー。北川君は対照的に何でも器用にこなすのね。今回の移動中もユーミンのお供役をきっちり果たしていたようで、一緒にマッサージ行ったり、海遊館行ったり、クラブ行ったりしてたそうな。気配りというかステージ全体をきちんと見て、自分の役割を瞬時に判断し、適切なチャチャを入れれる辺りが実に素晴らしい!ゆず大絶賛中!呼人氏は大好きな人の前でグダグダになってるのは致し方ない。ユーミンも自分の歌うところすっ飛ばして踊ってたりととってもフリーダム。でも、「やっちゃった★」的な表情がこれまたチャーミング!ここいらでシークレットゲストの発表が。ミスチルの桜井氏登場。すっごい悲鳴。ゆずへの歓声どころの騒ぎじゃない。んで前の方に人がギューッて押し寄せてきてびっくり。みんなが「キャーッ!」ってなってる中「えー・・・」ってなってる自分が一人。苦手。ものっそ苦手。しかし食わず嫌いはよくないわ、と、真っ白な気持ちで桜井さんの歌に身を委ねた。が、ダメだった。この広い会場の中で、私一人ぐらいがアンチ桜井でもいいじゃないか!と開き直りつつライブに集中。桜井さんたっての希望曲は「ダンデライオン」。タンポポじゃなくて肉食動物だと思ってたんだってー。ふーん←サイテー 続いて「守ってあげたい」泣いた。私、泣いてしもうた。この曲は中学一年生の時の文化祭で三年生が歌っていた曲で、もうあの頃の思い出が蘇りまくりで口ずさみながら泣いた。そんな人間が周りにもゴロゴロいた。みんな自分の中に自分なりの「守ってあげたい」の思い出があるんだなぁと思ったら、やはりこの曲の、というかユーミンの凄さを思い知った。5人のハモリも美しく。いつぞやの平井堅氏のように、桜井氏の声だけ大きかったりしたらステージに上がってグーで殴っていたが(何がこんなに気に入らないのだろう)そんなこともなく。桜井さんの粘着系の声も苦手なんだけど、あの、耳の後ろがかゆいのかしらと思うくらいに側頭部を肩にこすり付けて歌う姿も苦手だ。きっと誰にも理解されないだろうけれどもな。まぁそんなことはどうでもいいと思える程に美しいハーモニーだった。そして本編締めくくりの曲は「DESTINY」。はー・・・いいねー、ユーミン最高だよ!来れてよかったよ!と思って友達を探したら、いつの間にか前列中央付近に突っ込んでいる!す・・・すごい・・・少しでも北川君に近づきたかったんだね・・・。などと感心している間にアンコールが。北川君の前フリで「夏色」。わー!知ってるー(当たり前)!歌い終わったら「もう1回!もう1回!」と若いお嬢さん方が叫びだし。どうやらお約束のようで繰り返すこと3回。いいねー、ゆず!楽しい!爽やか!ユーミンもジャンプしてたのしそ・・・う?途中からチトきつそうだったような。桜井氏も途中ズルして歌わないで前の方に出てきてギターをかき鳴らし、満面の笑顔で客を煽る。あ・・・あざとい・・・←もういい 続いてこの日の為に書き下ろしたと言う新曲「ミュージック」を披露。作曲ユーミンだって!作詞は全員だって!凄いの、最近健忘症かと思うくらいに物忘れの激しい私なのに、しっかりメロディだけ残ってるの。歌詞は忘れちゃったけども。再会したいわ、この曲。最後は基本の呼人氏、ゆず、ユーミンで「卒業写真」。ワシ号泣。この曲も先輩が歌ってたなぁ、文化祭で。「人混みに流されて〜」の辺りがね、大人になると余計に沁みるね。とっても楽しい時間はあっという間で、おひらきに。
音楽って凄いなって改めて思った。その人その人、一人ひとり思い出って違うのに、同じ曲でみんなそれぞれある時間に引き戻されちゃって浸ることができるわけで。初めて聞いたような若いお嬢さん方も、何か感じただろうし、これをきっかけに出会った曲で、いつかまた色んなことを思い出すんだろうなぁと思ったり。oioi言ったりTシャツ毛玉だらけにして汗だくになるのも楽しいけどね。


さてさて、こんなにボンヤリした週末を過ごすのはもうコリゴリ!ってな感じでガンガンチケ確保に努めている日々。5月以降、後悔するくらい予定入れてやる!その為に今のうちに病院行っとくぜ!←切ない