松浦善博 Solo Albumリリースパーティ「THE BAND HAS NO NAME」@BIGCAT

ライブに行くたびに一番が簡単に塗りかわりますが。バンハズ最高。本当に本当にカッコイイ!松浦さんはすんごいのほほんキャラで、またはんなりした関西弁(神戸出身だけど)がエエ味出てる!だのにギターの音色は男前でウットリ。笑って踊って歌って、あっという間の2時間。ダラダラ・ユルユルいい大人が楽しんでる姿はステキ過ぎ。橘兄弟もいい人満開。ギター3人もいると本当に音が分厚くて圧倒される。また民生氏、ヤック、松浦氏の声質が合うのな!

場内暗転後ダラダラご登場。何やらステージ上をウロウロさまよってる感じ。両サイドにズラッと並べられたギターやベースが圧巻。これ全部使うわけ?!めいた。曲は申し訳ないがアルバム聞いてなかったのでわかんなかったんだけども、買うな、このアルバム。相当いいですよ。2曲くらいやって「メンバー紹介」だったような。いや、曲の前だったか?「今日は何回もやるつもりなので第一回目の紹介します」でギター橘氏、奥田氏ときて「すごいドラムたちばな哲也(だったかな?)」で、ヤックが『何でスゴイとかつくわけ?』とか言ったら「もっとすごいベース八熊慎一」かなんか紹介してた。その時の橘・奥田ペアの恨めしそうな顔!笑う。曲は松浦氏ソロとバンハズの曲を織り交ぜてあり。まぁアルバム自体バンハズ前面協力とうたっているだけあって全く違和感なしで。バンハズ秘話(?)も披露され、去年アルバムを作った時に、また15年後に作ろうと言っていたらしく、その頃松浦氏は66歳なので生きてないかも知れん!と言ったら、じゃぁソロ作っちゃえば?みたいな感じでこのアルバムができたそうな。だから本当はバンハズは2005で活動終わりだったはずだけど、松浦氏のおかげでこうして今年もライブやっている、めいたお話をしていたような(曖昧)。でも、バンハズの奥田さんはいつ見てもとってもとっても楽しそうなので、そう簡単に封印できるものではないと。思っていますよ。フフフ。あと、Blue Boy やった後に『息継ぎないからこの曲しんどい』とか言う奥田さんに、「昔はジャンプしたりしてたのにね」とヤック。『オレだって飛んでた!』と口を尖らす奥田氏。飛んでた?で、暫しジャンプ話に。やれ打点(誤)が低いだの頂点(微妙)が低いだの、どのタイミングで着地するだので二人でご歓談。あげくヤックは実際に飛んでみてマイクに直撃。口もぶつけたがベースもぶつけてチューニング狂う。笑う。そんな感じでユルユル進んでいくんだけど、まぁ松浦氏は本当に天然な方で、MCネタには事欠かず。だのにもう私の記憶が曖昧なのな。残念。あ、名前のないロックバンド いう曲の紹介が凄くて。まさにバンハズのお話なんだけど、「歌詞って言うかもうこれ日記です」めいた話をあたふたしながら話す松浦氏。奥田氏がとっても嬉しそうに身をよじって笑ってたのが印象的。勿論All Through The Night、マルホランド・ドライブ・マーケット、Something Wildなど怒涛のアガリ曲もあり、最高に盛り上がり。スモークたき過ぎたりとサプライズ要因もあったり、本当に楽しいライブだった。ラストの曲、トパンガキャニオンを松浦氏と橘氏の二人で演奏したんだけど、松浦氏はギターが倒れたので急遽別のギターで弾くことに。違うな、違うな、とか言いながら入念に音を調整する松浦氏。「エエ音で聞いた方がいいやろ?」とボソリとつぶやいた姿にシビレました。
勢いとかでごまかさない、大人のロックここにあり。ですな。