9/2 BOYZ OF SUMMER@大阪城音楽堂

いんやー、楽しかった。ビークル・ユアソン以外はじめましてで。どうなることやらと思ったけれど楽しかった。お天気にも恵まれ、まぁ右半身焼けという困った事態にはなったものの、時折吹く風はひんやりと心地よく快適だった。開演5分前くらいにビークルカトウタロウ氏によるエセ・ウグイス嬢的な諸注意アナウンスあり。すると突然『セイ ホー!』「・・・ホー」『セイ ホーホー!』「ホーホー!!!」タロウ氏のやったった感が伝わってきてなんだか悔しい。でもカワエエ。以下、ちょっとずつ感想。

STRAIGHTENER
初見どころか初聞き。名前しか知りませんでした。あまりの大騒ぎっぷりに、自分の偏ったチョイスを実感。人気あるのですね。知らない人たちだ・・・と思ってたら、どっかで見たことある感じ。ドラムに乗っかってる人はTHE PREDATORSのナカヤマさんだ!ビジュアル的に前より恐くなっていたけども。そんでちょっといつもより態度大きくてわからなかったけど、この特徴ある動きのベーシストはZAZENの日向さんよね!ノー!!!知らないのボーカルだけだ!こんなの初めてだよ・・・。そんなホリエさんは言葉少なげに黙々とライブをこなしていらっしゃいました。微笑むとなくなる細い目。エエ人感満載でしたね。なんだかエルレっぽい(ごめんなさい)と思いました。ということは好きってことですな。グッズがかわいらしくて購買意欲を掻き立てられましたが、何とか踏みとどまる。先にCD聞こうっと。ヒダカ氏がビール片手にステージ下手でご観覧。最初オネェ座りをしていて、その後忍者座りになり、最後は機材裏に。愛おしそうにホリエ氏を見ていた(テキトー)。


YOUR SONG IS GOOD
久しぶり!楽しかった!ってかハットリ氏最高。かわい過ぎ!絶対電池で動いているよね。もう目が釘付けで、一生懸命客をいじるJxJx氏の言葉すら耳に入りませんでした。ウソ。ヒートアップしてくると滑舌悪くなるよね、JxJx。何言ってるかサッパリわからんちんだけども大好き。YSIGコールも習得。その後の自由行動も満喫!なんともピースフルな時間を過ごせましたよ。そうそう、Pizza Of DeathのコンピからRockalypsoを初披露。忘れたけども。ステージ下手にはビークルご一行様が。マシータ普通の格好してるとステキなのよね。クボタ氏は悩殺アイテムのメガネ着用で悶死。何か写真撮ってた。タロウ氏は普通の色白ライブ小僧のように一緒になって歌ったり踊ったり。あれ、ケイタイモ氏がいなかった。今気づいた。いつだったか忘れたけれど、ヒダカ氏がステージのコードの不具合を見つけたようで、スタッフに指示。素早く直したスタッフにOKサインを出す。さっすがヒダカ!カッコエエ!続いてエヘラエヘラ笑いながら同じようにスタッフに指示を出すタロウ氏。あら、意外と頼りになるのね!とか思ってたらステージ中央から何か持ち帰るスタッフ。嬉しそうに笑うタロウ氏。セミでした。そのセミを逃がしたら機材の間に落ちちゃって、タロウ氏も機材の間に消えていった。メルヘン。


■TROPICAL GORILLA
オイスカ・シムさんのバンドなのですね。まぁ激しいの何の。どうしていいかわからなかったので笑っときました。っていうかわからなさすぎと轟音すぎて楽しくなる、ハイになる感じ?シムさん、客を凍らすMC何とかした方がいいよー(大きなお世話)。前方にすっごいファンと思われる男子が数人いて、微笑ましかった。途中でヒダカ・タロウ・ケイタイモ氏がご登場でセッション。ユアソンの次に組んだのはこの方たちなのね。アルバム買うかしら、どうかしら。ふふふ。ギターを持たないで歌うヒダカ氏は、マイクコードをぐるりと一回巻いてマイクと一緒に持っていて、昭和なカホリがムンムンと。パンクで昭和。アナーキー(違う)。途中、我を忘れてギターをかき鳴らす男前なタロウ氏はなぜかヒダカ氏にビンタを頂戴していた。愛ですかね。そうそう、タロウ氏はこのクソ暑い中、緑のベルベットの衣装で登場。夏にソレを出してくるか。クボタ氏とマシータ氏は下手でお留守番。入れてあげてくれ。


ASPARAGUS
カエラ嬢のプロデュースの方で名前知ってた方々。Vo.の湯浅氏(違う)がいい味出しすぎで、本来苦手な甘い声もすんなり入ってきました。そう、甘い声と鼻にかかった声が苦手。なのだ。いんやー、ちょっと曲とか爽やかなイメージしか残ってないんだけども、渡邊氏のほんわかっぷりは忘れられない!見に行くな、多分。


BEAT CRUSADERS
お待ちかねのビークル、やはり今一番ライブ楽しい!いつもの〜SASQUATCH〜で入場。これ始まると体が勝手に踊りだす!めいた。セッティングの時はあんなにカッコイイ出で立ちのケイタイモ氏。本日もありえないミラクルな衣装でご登場。スパイダーマンみたいな配色のツナギのスウェットみたいなん着て、赤いチューリップハット?タロウ氏は青いいつものお衣装に衣替え。ムチムチし過ぎ。SOLITAIRE、Another Time,Another Story、IMAGINE?まで一気に。(いや、セットリはいつも通り怪しい方向で)豊臣秀吉なヒダカ氏のオ○ンコールあり(『朕は』とか言ってた)、チカン撲滅委員会のタロウ氏によるオ○ンコールあり(ソレばっかりやんけ)。来年は18歳未満限定のライブを行うと宣言、毎年下ネタを3千人ずつに教えていっったら大阪は南米のようになるねーとか何とか、いつも通りテキトーに口先で物言ってる感満載のヒダカ氏。ステキ。FEEL、DAY AFTER DAY、TONIGHT, TONIGHT, TONIGHTと続き。ストレイテナーのホリエ氏が上手でご観覧。眼鏡カワエエ!んっもう、眼鏡は反則です。とか悶えてたらクボタ氏がコーラスを。あら、何かしら?これは!DANCING QUEEN!タロウ氏のあのアイドルぶった(ぶってない)歌声が!夕暮れの大阪城公園に!響いてたかどうかは知りませんが、もう踊りまくった!最後はISOTONIC W/渡邉氏で、タロウ氏のギター没収して弾いてた。やることないからタロウ氏はステージウロウロ。ウロウロ係りが二人もいるバンドって。すっごい汗で背中が変色しているタロウ氏。片や同じステージで演奏していたとは思えないくらいに何の変化もないケイタイモ氏。大好き。何だかんだで大暴れして終了。

■EN. ユアソン×ビークル
『そういやアルバム作ったね。忘れてた』というヒダカ氏の愛の裏返しMCで始まったアンコール。恒例のハットリ君コーナーでは嬉しそうにハットリ氏に質問するヒダカ氏。『ハットリ君ここどこ?』「大阪」『何区?』「・・・大阪城区」『わっしゃっしゃー!(笑ってる)・・・何区?(JxJxに聞く)』知らんのやんけ!ってか大して興味なさそうに『やしきたかじんとかに唄って欲しいよねー、大阪JOKEとか!』と、またもや口先トーク全開。JxJxは「テナーのホリエ君と前より仲良くなった」と満面の笑みでご報告。すかさずヒダカ氏『JxJxは興味ない人とは全然話しないからねー』めいた悪魔のような補足を。そんなこんなで(どんなんや)OUR MELODY、FOOL GROOVEで終了。あっさり帰っていった。


出演者みんながリラックスして楽しんでるのが伝わってきて、本当に心地よかった。昼間は蝉がブンブンステージ目がけて飛んでたけれど、夕暮れ時の最後のFOOL GROOVERで、でっかいとんぼがスーッと現れ。2006年の夏の終わりを実感。

さようなら、夏!また来年!