SIN SITY ROCK'N’ROLL FESTIVAL 11th TOKYO BIG RUMBLE '06@CLUB CITTA'

今更感満載でお送りしますが。サイコビリーが本当に好きな方はここまでにして下さいませ。あまりの無知っぷりに怒り心頭ってな事態になっても責任持てませんので。悪しからず。


いやー、凄いもん見た。凄かった。サイコ刈りって言うんですかね?もうあんなの初めて見た!凄い!凄すぎる!皆さん凄い技を駆使して(るかどうかは知らないが)見たこともないような攻撃的な髪型してるの!普段の生活がどんな感じなのか想像も付かないんだけども。チッタの前で一瞬足がすくんだよね。今日、私はここに入っていいもんなのかと自問自答したよね。だって私、どっからどう見ても場違い。Tシャツにカーゴ、ヒップバッグにコココココンバース!場違ーいっ!あんなに泣きそうになった会場は初めてだったね。一人だったしね。
中に入ってもビックリ。女の子はめちゃくちゃかわいいか恐いかの二極(ごめんなさい)。まちゃまちゃが普通にたくさんいた。そんで墨率高い!というかほぼ全員入ってるよね。ピンクドラゴンとかクリームソーダとか初めて現物見た。ライブはいわゆるモッシュみたいなのはなくて、バルタン星人みたいにブンブン腕振って殴りあうフリする感じの人たちがワラワラ出てくるのな。なにー!コレなにー!!!と、結構楽しくなってきて途中から夢中だった、客に。あ、演奏もちゃんと見ていたけども。知らないバンドばっかりなので誰がどんな、とか感想一切書けないんだけども、ウッドベースがかっこいいの!どこのバンドもベースが一番カッコエエ!(色眼鏡)弦を叩くと言うかはじくと言うかそれはもう格闘技のような塩梅で、絶対手の皮ズル剥けに違いない!ってな感じなのに凄い速さで演奏するのよね。そんでそのベースに乗っかって演奏したり、あの大きいのを担ぎ上げて演奏したり、引きずって走り回ったりと派手なの!ベースなのに派手なの!!!最高。釘付け。

印象残ってる方だけ順不同で走り書き。

■DICE FOR LIGHTS
多分最初に演奏された方々かと。この方たち見た時はね、あれ?大丈夫だ!今日はいける!と思ったんだよね。普通にかっこいいと思ったし。初めて見たあのベースとかもね、うわぁ!くらいの感激で。まさかただの序章に過ぎなかったとはね・・・

■ROBIN
えーっと、ベースがでっかい人のところかしら・・・?多分、私の記憶が正しければベース担いだのはここの方かと。小川直也に似て・・・ないですよねー!あははー(笑っとけー)。

ブルースビンボーズ
そのまま過ぎて書くのも恥ずかしいんだけど、江頭(何時か忘れた)氏のようなボーカルの方が気持ち悪いんだかかっこいいんだか途中からわからなくなってしまったが最後まで夢中で見てたから多分かっこよかったんだと思う。後ろはヒッピー系ないでたちの方々で、DJ無視して曲始めちゃったりしてルール無用さ加減が楽しかった。

■PULLING TEETH
多分、氣志團の前の前にやった方たちですよね?(誰に聞いている)丁度前に移動して聞いていたんだけども凄いあの殴り合いが真後ろで繰り広げられ。ガンガン当たってくるのが恐くて、前の方でギューって縮こまってたんだけども。演奏めちゃくちゃかっこよくてギャース!とあがってきて頭ブンブン振ってたら急に後ろからの当たりが弱く。振り返るとナイスガイが間に立ちはだかって下さっていた。まぁ偶然やも知れませんが、サンキュー、あなた!おかげで楽しめました。ベースの方がとても善人そうだった。ボーカルの方の美白加減が見事だった。そうそう、グッズのセンスが素晴らしく。ポロシャツとかすごいかわいいの!欲しい。10/19に大猫いらっしゃる。どうしよう。行くやも。

DUKE&THE NICE GUY
最高。何ならこの日の一番を献上してもいい(何様)。DUKEの一挙手一投足に、綾小路翔の行く末を見たね。おそらくあそこに集った氣志團ファンの多くは無意識のうちにそう思っていたに違いない!だからあんなに盛り上がったに違いない!!!ってかもう本当に楽しかった。楽しいだけじゃなくてもちろん演奏も凄くよくって、いい大人が遊んでる感がたまらない。『俺たちのことがもっと知りたけりゃ、HPを見てくれ』と仰っていたので拝見しました。最高。金魚全滅の話あたりは涙で雲って読めま千円。また見たい、絶対。数々のイリュージョンも素晴らしかったよ!舞台ソデで氣志團マネ(忘れた:氣志團をダーツでアメリカに行かせてくれた人)が、悔しそうな顔で見ていたのが印象的。『か・・・かぶってるぜ!』と思ったらしい(大嘘)。

氣志團
さて本題。いやー、カッコよかった。久々見たね、こんな氣志團。震えたね、震えたよ。房スカ始まりで客にガン飛ばす翔やんのかっこいいこと!白手ですよ!前の方にいたら凄い人で見えなくなったのですぐに後方に下がる。ちょっと下がれば丸見えなのな。危うく死角で踏ん張るところだったわい。続いてゴッスピ!白手をね、口で取るとこね。色っぽいねぇ。この日の團長はちょっとおふざけ加減がいつもより少ない気が。カッコイイから大歓迎なんだけども。そしてルシファー!泣きそう。この時点でお腹いっぱい胸いっぱい。男前ベースに陶酔。続いてワンナイ。始まるや否やステージ左右からすんごい勢いでダイバーが。古くからのお友達(先輩?)のようだったんだけど、愛ゆえのダイブだったんだろうねぇ。でも、團長は表情一つ変えず。一瞥もくれず。何だろう、凄いこの瞬間勝手にオセンチモードに。あぁ、もうなんか違っちゃったんだなぁってさ。ダイブで『お帰り』をする仲間と、そのダイブには『ただいま』が言えない團長と。いや、ただいまの気持ちは誰よりもあったと思うんだよね、團長は。この日の選曲も、決してファンを喜ばせるための男前選曲ではなく、昔の仲間への凱旋的な、それこそ成長した上で帰ってきたことをお披露目したいという強い意思の表れだったんじゃないかと私は妄想したわけですよ。でもさ、ZEPPツアーを体験した人ならわかる通り、氣志團のGIGでダイバーはいないし、出たら絶対ケガ人というより最悪な事態が起こりかねない、そういうバンドになっちゃってると思うんだよね、氣志團は。女の子のファンが圧倒的に多いというのもその一因だけど、ライブ慣れしている人間ばかりに支持されているわけではないと言うか。ライブバンドとはまた違ったファン層というか、きっとそれがメジャーなんだろうなぁと、これまた妄想したわけですよ。それこそZEPPで團長が言っていた『男の子は女の子を守ってやってくれな』とかさ、そういう発言に繋がっていくんだと。大きくなると言うことはそういことなんだろうなぁと。ワンナイ見ながらぼんやり考えてた。勿体なッ!踊りに集中しろよ!ってかちょっと飽きてきたし、ワンナイ←サイテー 合唱するとこはどよめきと笑いが!昔はこんな儀式なかったのだね、きっと。ラスト、黒い太陽。黒い太陽なのに!学ラン脱ぐ團長。バカーッ!他の曲では脱いでいたとしても、この時だけはむしろ着てくれなくちゃ!着用で!あの翻る学ランの裾の美しさはないったら。まぁそれでも十分かっこよかったわけですが。團長はMCでは『なんだよっ!』ばかり言っていた。しかもすごい前の方のばかり見て話していた。後方のお友達は見ずに。照れてたのかしら?ちょっと昔の話も入れたりしながら。『お前ら何ビリー?オレ、ヤンクビリー』とか言う時のちょっと拗ねたような顔とか笑った。カワエエ。あのケンカプレイもしていたような話もしてた。忘れちゃったけど、ソデで見ているお友達が、とても楽しそうに大笑いしながらステージの團長を見ていたのが印象的だった。最後はラブバラードでシンプルに退場。お友達と一緒にやる時は比較的控えめなのが氣志團ちゃんのかっこいいところ。微熱もソデから見てるだけだったし。妄想爆発で見守ったGIGだった。

房総スカイライン・ファントム
ゴッド・スピード・ユー!
湾岸夜想曲〜ルシファーズ・ハンマー’94〜
One Night Carnival
黒い太陽

ニューロティカ
カッコよすぎ、シズヲさん・・・。いつもシズヲさん側で見てるな、私、無意識に。この日のあっちゃんも最高な笑顔を振りまいて。あぁ、ロティカは本当に楽しいなぁ。大好きだなぁ。踊って歌ってバカになって。氣志團のメンバーは作務衣姿で(胸元がキラキラしてた)リラックスしながら左右のソデから見ていた。みんな幸せそう。ロティカのメンバーを、ハイタッチで迎える團長は子供みたいでかわいかった。ロティカメモというより氣志團の続きやん、コレ。


この後ブレイクタイムでおねぇちゃん達のエロダンスコーナーが。すんごい格好で挑発ダンスをご披露し。思ったよりも会場が静かなのは何でですか。何かオーディエンスが本気っぽくて恐かった。うそ。コソコソ出てきて激写する團長。笑った。

■BANANE METALIK from FRANCE
なーんーじゃーこーりゃーっ!!!機材セッティングしてる時に、看護婦さんの格好とかしてる人がウロウロしてたから、きっと笑えるライブに違いないと思っていたのに。のに。恐っ!恐すぎるわっ!もうね、ホラーなの。サイコなの。グロなの。ボーカルはゾンビみたいな全身メイクで出てきて、ご丁寧に内臓までぶら下げてるの。ベースは目がボヨヨーンって飛び出てた。白衣着たり包帯巻いたりコスプレですか?ほんで歌っていうより叫びとおしだったからリタイヤ。頑張ったけどリタイヤ。恐かった。客もゾンビのように殴り合っていた。凄い規模で。だめだった。限界だった。この方たちを最後に引き上げる。ほぼ21時。13時から8時間立ちっぱなし。いんやー、疲れた。そうそう、途中からとても美人な氣志團ファンの方と二人で見てたので、色々思ったことを吐き出せて楽しかった。最後まで一人で見ていたら、精神に異常をきたしていたに違いない。あまりのカルチャーショックにな。あ、フリントロックスのタチオールライト氏が来ていたね。

総合してみたら十分楽しい一日だったわい。