RIOT ON THE GRILL*p1*[音楽]2/18 ELLEGARDEN Space Sonic Tour@Zepp Osaka

初見でした。いやー、楽しかった。かっこよかった。一番後ろのエリアで参戦。細美さんいいねぇ。はじめはフットボールアワーの、のんちゃんじゃない方にしか見えなかったんだけど、いやん、全然違うやん(ハート)めいた。残念ながらヒアリングできる人ではないので、いつもフフンフ〜ンで済ませていたけれど、きちんと詞を理解しながら聞こうと思ったよ(しとけよ)。今回は本当に予備知識無くて。いや、曲は聞きこんでたんだけれども。純粋に音楽だけから入った人たちって初めてかもしれない。大体vo.の強烈キャラとかに目を奪われてから入っていく感じなので。氣志團しかり、怒髪天しかり。サンボもビークルもロティカも(バラバラ)。まぁ内容は様々だけれども。だからどんな顔してるのかとかも殆ど知らなかったし、いくつ位の人たちかとか、ファン層とか恐いのか面白いのかとか全く知らないまま。でもこれが良かったのかもね。だがしかし。想像以上に書くこと多いライブで、もう記憶が曖昧だよう。以下、すべて雰囲気で。細美さんの発言は全て最後に『・・・めいた』を付けて下され。




10分押しくらいで始まって、ステージにライトが点り、ドクロの旗が下からスルスルっと上がってきて。やだ、なにカッコエエ!この時点で今日は来てよかったと思ってよ(早っ)。スターフィッシュ始まり。7、8曲は息つく間もなく一気に駆け抜ける感じで。1曲目からダイバー続出。この時点で、もしかしてMCは無いライブなのかと思っていたけれど。大間違いだったけれど。

『今日は登場だけ5人のELLEGARDENでした。マキシマムザホルモンのダイスケはんが来てました』と、ご紹介あり。いたっけ?そんなMC中に前の方で×出してる人がいて、いきなり倒れたのかと思ったら「靴無くした」と。心配そうに近寄った細美さんへ?って感じだったけれど、『片方ずつ高さが違うとストレス感じる人ですか』めいた質問して、なんと自分の靴を貸してあげるという。ありえない。こういうもんなのか、エルレのライブは!細美さんは自分で片方だけ靴になってストレスフルな状態を確認した後両方脱いでた。そして発覚したのが右がグレーで左が白の靴下をはいていたという事実。ツアー中、洗濯が間に合わなかったそうな。よかったね。穴が空いてたとかじゃなくて。だっさいスケスケのおっさん靴下だったとかじゃなくて。ちょっと心離れる人とか出ちゃうよね、そうだったら。ご本人は『これ、シークレットシューズだったら脱げないよな』と言っていた。とそんな女心をくすぐってしまうようなエピあり、結局靴下も脱いで裸足になってた。『いいな!これ!人間、いらないものは無い方がいい』めいた、教訓めいたことを言っておられたような。

この後Sliding Doorとか Middle Of Nowhere やってもう私の中でウグウグきてゴン太状態になっていたところ、靴が見つかったらしく、細美さんの靴は本人の元へ。『オレが靴はいている間にウブの面白トークが聞けます』とか言い残し、後ろ向いて靴履きだす細美さん。始まった時からずっと気になっていたギターの彼のお話なんて!『髪の色変えました。ギターが赤じゃなくなったので髪赤くしました』みたいな。『ウソつくんじゃねーよ』と嬉しそうな細美さん。ひっこんだ。ウグウグひっこんだよ。いいけども。ギターの彼のコーラスは細美さんの声質とピッタリでビックリ。たまに「ハモらなくていいやも・・・」めいたバンドもいるけど、ウブさんもドラムの彼もステキコーラスだよね。こんなに意識して聞き入ったのも初めてだったやも。
ここだったか忘れたけどベースの彼もいじられてた。『その首のタオルいらなくね?』とか。無言でブンブン力の限り首を横に振る彼。『あとその手首に巻いてるやつもいらなくね?』と言うとマイク通さずに反論。擦れるらしい。理由があるんだね。アーも大変だ。


Mr. Feather ギターかっこいいね。Space Sonic、No.13と会場大盛り上がり。ダイブも凄かった。で 風の日。うっわーきた。またきたよウグウグ。この曲大好き。いや、日本語だからとかでなく。まぁソレもある。バカだから意味がダイレクトに届く曲の方が安心するんだよ。歌い手さんの言いたいことを歪曲せずに受け止めてる安心感があるよな(言い訳)。そんなことはさておき。アルバムひとおおり聞かせていただいたけれどこの曲が一番好き。ウグウグどころかウゲェツって嗚咽出そうになったわ。出んかったけど。ジターバグもいいよね。 Good Morning Kidsは 棒立ちで聞き入ってしまったよ。この曲の前だっか、細美さん突然静かに話し始める。『世の中何が本当で何が嘘かわからなくなることってあるじゃん。そういうものに疑ってかかるんじゃなくて信じちゃえばいいんだよ。オレもお前ら不器用だからさ、全部信用して、裏切られた時に一つ一つ傷つけばいいんだよ。ちょっと回り道だけどさ。お前らはそのままでいろよ。次に会う時まで大切なもの無くすなよ。』めいた。一人ひとりに語りかけるように、優しい口調で。あぁ、いい大人がいるよね、ここにも。よかったね、若いみんな。ってかおいくつですか細美さん。ずっと年下だったらどうしよう。どうもしねぇ。Red Hot で本編終了。

アンコールでだったかな?『このツアーが終わったらアメリカ行きます。戻ってきたらアルバム作ります。で、またツアーして大阪来ます。そのアルバムをみんなが聞いていいと思ったら、また来て。そしたらお前らとまた会える。』と。ファンを大事にしているよねぇ。


『曲を作ってる時でもさ、お前らの存在がなかったら寂しい。お前らがいなかったら嫌なんだ。そういう気持ちを歌った曲です。I Hate It』細美さんからの熱烈な愛の告白を受け、何やら感無量めいた会場。結構みんな聞き入っていたのに突然演奏を止める細美さん。ドラムの彼が率先してブーイングを煽る中、『ごめん、アンプの電源入れてないことに気づいたの。そしたら気になって次の歌詞が出てこなくなったの。この曲ね、2番の歌詞がすごい好きなの。 だからちゃんと歌いたいからもう1回やらせてくれ』と。何やら語尾がかわいい感じでのんのん言ってた。『めいっぱい気持ち込めて歌うからさ!』で2回目。うん、伝わったよ。『たまーにだけどいるんだよね。「細美の歌が聞きたいのーっ(周りを押し返すゼスチャー付き)」ってヤツ。この曲に関してはそれは許さねぇから・この曲はみんなで歌ってくれ。』で、Make A Wish。

ここで会場を後にした私。バカ!バカバカ!でも仕方ないの。腰が痛かったの。だって女の子だったんだもん(本当のバカ)。細美さんのMCを暗示するかのごとく、朝からな。

どこで言ったか忘れちゃったけれど。『最近俺スゲー調子いいんだよ、精神的に。それが何でかちょっとわかってきたんだ。諦めるとか大嫌いだしできないんだけど、完璧じゃなくてもいいって思えるようになって。些細なことでも楽しいと思えて。楽しいと思ってるとどんどん何でも上手くいくんだよ。それって凄く幸せなことなんじゃねぇかと思うんだよ。』で、『お前らがわかり易いように』カレーに例える細美さん。『ここに中くらいの味のカレーがあったとする。あるヤツは「まぁ普通だな」と思って食べる。あるヤツは「美味い!」と思って食う。違いはカレーでも福神漬けでもなく、てめぇだって思うんだ。普通と思って食べたら普通だし、美味いと思って食べたら美味い。ライブも一緒。つまんねぇと思ったらつまんねぇし、楽しいと思ったら楽しい。』『最近エライ人と話す機会があったんだけど、意見が食い違って。俺らはちょっとズレてるらしい。ガチンコになった。でも俺たちは俺たちのやりたいことをやっていく。一緒だと思ったら、これからもよろしく。』って感じだったかな。

なんかライブの感想というより議事録めいた感じですが←大袈裟 とにかく予想外に細美さんはよく喋る。曲の中にもいっぱい言いたいこと詰め込んでるんだろうけど、それでも伝えたいことが溢れちゃう感じの人なのだろうね。とにかくバカになって、ちょっとしんみりして最後は笑顔でっていう、王道だけど一番好きなライブ展開で、次回も行こうと。思っておりますよ。チケ取れればな。

お客との距離が近いことを細美さんも楽しんでいたようだけれど。靴なくしたとかは細美さんに言わなくてもいいかな、とか、思うところはちょっとあったけども。まぁこういうのも含めてエルレのライブなのかしら。新参者は黙っておこう。


撒き散らされた水が、本当に本当にキレイだった。


バカとブスばっかな私達、お疲れいっ!