オズマ撃沈

腱鞘炎になるんじゃないかと言うくらい公衆電話からかけ続けましたが、全く繋がらず。今回は枚数自体が少ないだろうから覚悟はしていたけれど。

他の、氣志團を好きな人がチケットを取れたのならば、仕方が無いと諦めがつくんだけど。高いお金を支払わなければ、好きな人達を見に行けないのは悔しい。自分の好きな人達が食い物にされている現状が、悲しすぎる。「金になる」と思わせる私達ファン側にも、問題はあるんだろうけれど。本当に残念だけど、今回は諦めるしかなさそうだなぁ。


何だか焦点が定まらないまま家に帰り。ぼんやりしてたら泣きそうになってしまったので買ってからあまり聞いていなかったMUSICRUSADERSを繰り返し聞く。・・・あーもう、ヒダカ氏くだらないなぁ!シャベリは立派な芸人だよ!でも歌はとことん爽快!なーんて思ってたら、モヤモヤも薄らいできて。単純な性格はこんな時とても便利なので気に入っている。ベタだけど、『I CAN SEE CLEARLY NOW』は、まさにこの時の気分にピッタリ。『SKY HIGH』『WE'RE ALL ALONE』・・・言い出したらキリがない!捨て歌ないよなー。ヒダカ氏最高!タロウさんが歌う『DANCING QUEEN』もイイ!

『DANCING QUEEN』には思い出があって。シンガポールハードロックカフェに行った時に入れて貰えず。ホテルにパスポート取りに帰ってやっと入れて、「悪かったねー」とか言ってステージ正面の凄いいい席に通してもらって、一番最初に演奏されたのがこの曲だった。黒人ばっかりのグループで、スマートでちょっとニヤケっぽい感じの男性と、ツルモク独身寮のレイコを大柄にしたみたいな女性がボーカルで、その歌声の素晴らしさに鳥肌たったもんだ。レイコはラブソングで男性の方見るんだけど、男性が絶対に目合わさないのがおかしくて笑い死にするかと思った。その後レイコがお色気たっぷりな顔で歌いながら私達の席まで来てくれたんだけど、なんだか怖くて、初めて親戚のおばさんに会った子供みたいに縮こまってて。「あら、もう、子供なんだから☆」めいた顔で他のテーブルに移ってったなぁ。大人な夜を過ごすはずが、ベロベロに酔っぱらってホテルまで大声でこの曲歌いながら帰って。しかも殆ど鼻歌で、サビしか歌えないというありがちな感じで。次の日朝からどっかの島に行く予定だったのに起きたら昼だった。日本に帰ってからも、ことあるごとにあのおねぇさんの似顔絵書いてたなぁ。あら、全くいい話じゃなかったか。

大声で歌ってすかり機嫌も直り、今日も音楽に助けられた一日であった。