雑誌遍歴

最初の記憶は『たのしい幼稚園』、シールをやたらめったら貼り倒す面倒くさい子だった記憶が。冷蔵庫とかに何のテーマも無く貼りつけるからすっごい嫌がられてた。

そして『小学○年生』シリーズへシフト。太陽にあてると絵柄が紙に焼きつくやつとか(何て言うんだろ、あれ)楽しかったなぁ。「水中毛虫」みたいな生物の卵が付録に付いてて喜び勇んで育てたらあっけなく孵化し、近所の田んぼの溝にすんでいるソレとわかってえらく落胆した思い出がある。

4年生くらいから少女マンガを読み始めた。当時『りぼん』派が多かったけれど「ときめきトゥナイト」という妖怪一家の話に馴染めず、『なかよし』に。「怪物君」は好きだったのに。怪物一家か。一家じゃないか。『なかよし』ではあさぎり夕全盛で「こっち向いてラブ」のラブちゃんの変身振りに、幼いながらに「ソレは無いんじゃないか?」などと冷静に思っていた。オカマという人種がいるらしいと学んだ記念すべき作品だ。

そして6年生の頃、友達のお姉ちゃんの影響で『別冊マーガレット』へ。そう、「ホットロード」全盛で和希ちゃんに憧れた。憧れすぎちゃって好きな先輩の名前を腕に彫った友達には正直ドン引きした。「好きな人が変わったらどうするんだ」と考える、イヤラシイ子供だった。

中学入学くらいから徐々に音楽雑誌にシフトするが、アイドルには興味がわかず、光GE○JIの何に騒いでいるのか全く理解できなかったので『明星・平凡』やらの雑誌は通らず。『PATI-PATI』を中心に、好きなアーティストが表紙のものを買っていた。チェッカーズに始まり、UNICORN、J(S)W、プリプリ、PSY-S、GO-BANG'S、ブーム、、米米CLUB渡辺美里が好きだった。 ストリートスライダースの蘭丸こと土屋公平氏の足の長さに驚愕したのはこの頃だ。堂本兄弟に全く変わらぬ姿で出演していてこれはこれで驚愕したわけだが。当時、MUSIC TOMATO JAPANという、PVばっかり流してる番組があって、それを一生懸命とってた。あと、NHKでやってたJUST POP UPという番組は見たい人が目白押しでとりまくってた。年末、カウントダウンの番組がよく流れてて、日清パワーステーションのライブ番組とか未だに持ってる。この頃が一番濃かったなぁ。

で、高校生でnon-no、大学生でMORE、SAVVY、社会人でoggi、Domaniとシフトして行き、サザン、CHARAUAスカパラウルフルズスピッツエレカシイエモンMISIA、…何でもありな時期は長く。

一時期は「誰の歌聞くの?」と聞かれて答えられないこともあったくらい、音楽との結びつきは広く浅くなったけれど、今またWHAT'S INに戻る。

ま、今でも「氣志團」と答え難いと言えばそうなんだけど。

でも楽しい。またこんなに音楽って面白いと思えるようになったのは嬉しい。

あれ、雑誌遍歴が音楽の話になっちゃった。ま、徒然ってことで。